愛する人との結婚。「入籍日はふたりの思い出の日を選びたい」「大安や記念日を狙って提出したい」など、婚姻届の提出日=入籍日にこだわるカップルも多いのでは?と思います。
けれど実はちょっとしたミスや確認不足で婚姻届が受理されなかったというケースも少なくありません。せっかくの大切な日が思わぬトラブルで台無しになるのだけは、絶対に避けたいですよね?
そこで本日は婚姻届が受理されない主な原因をはじめ、実際にあった失敗例、事前に確認すべきポイント、そして万が一のときの対処法まで、婚姻届の提出に関する情報をまるっとお届けします。これから入籍予定のあるカップルは特に必見ですよ◎
婚姻届が受理されない主な理由とは
婚姻届が受理されないケースは意外と多く、その多くが基本的な確認不足によるものです。記入漏れや書類の不備、法律的な条件の未確認など、些細な見落としが原因になることも。
これらは婚姻届を提出する前にひとつずつ丁寧に確認しておくことで、未然にトラブルを防ぐことができます。ここでは、婚姻届が受理されない主な理由をご紹介します◎
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記載ミスや空欄の放置
婚姻届は記入欄の未記入や誤字脱字、欄違いの記入などがあると、受理されません。たとえば証人の欄など「空欄があっても受け付けてもらえるだろう」と自己判断はせず、全ての項目を埋めたうえで、役所に提出するようにしましょう。
署名・押印の不備
婚姻届をはじめとした役所に提出する正式な書類は、署名や押印が「法的な意思表示」として扱われるため、非常に重要な意味を持ちます。
●押印が抜けている
●間違った箇所に印鑑を押した
このような不備があると無効になる場合があります。署名欄は本人の直筆が必須なので要注意です。
必要書類の添付忘れ
婚姻届の提出には、婚姻届の原本に加えて、本人確認書類の提出が求められます。また未成年の場合は親の同意書など、条件に応じて必要な書類が異なるので、事前に提出先の役所に確認しておくと安心です。
法律上の婚姻要件を満たしていない場合
例えば、以下のように法律上の婚姻要件を満たしていない場合は、婚姻届が受理されなくなってしまうので注意が必要です。
●重婚
●女性の場合は死別・離婚後100日以内の再婚
女性は2022年までは16歳以上であれば結婚できたので、間違えないように覚えておきましょう◎
外国籍や未成年などの特別な条件
外国籍や未成年の方と結婚する場合は、成人した日本人同士の婚姻よりも必要書類が多くなります。
●未成年:父母の同意書
また、外国籍の方と結婚する場合は、婚姻要件具備証明書に加えてパスポートや出生証明書などが必要になります。国際結婚の場合、相手の国籍により必要書類や手続きの手順が異なりますので、注意が必要に。
心配な場合は、事前に婚姻届を提出する予定の役所に問い合わせ、必要書類の確認をしておきましょう◎
実際にあった受理されなかったケース例