みなさん、こんにちは♪
1児の母 兼 ライターをしているanriです！
妊娠期間中・出産後になりやすいといわれている『 マタニティブルー 』ですが、それとは別に『 産後うつ 』という言葉をご存知ですか？
それと同時に、誰しも『 産後うつ 』になってしまう可能性があることもご存知ですか？
実は、『マタニティブルー』も『産後うつ』も同じようなものじゃないの？と思っている方も多いのですが、全くの別物なんです。
どちらも妊娠・出産を経験する女性だからこそ悩まされるもので、これから妊娠・出産を迎える方にとっては、決して他人事ではないので、是非知識として頭に入れておいていただきたいです＊
マタニティブルーとは？
正式名称は『マタニティブルーズ』といって、出産後に見られる軽い抑うつ症状など、一時的に見られる症状のことをいいます。
最近は出産前後の症状ということで『マタニティブルー』と呼ばれることが多くなりました＊
他にも産後の場合は『産後ブルー』だったり、『産後クライシス』とも呼ばれるようです。
マタニティブルーは、ほとんどの場合2週間程度で症状が改善されるといわれています。
妊娠・出産を経験した30％から50％の女性が、マタニティブルーを経験するといわれており、決して珍しい症状ではありません。
このマタニティブルーは、生理現象ともいわれていて、治療を必要とせず、周囲の環境の改善や、ホルモンバランスが安定することで、症状が改善していきます♪
産後うつとは？
産後うつは、出産後の数週間、もしくは数ヶ月に渡って続く心理的障害のことをいいます。
出産をすることで、ホルモンバランスが崩れてしまい、それが原因となって精神的に不安定な状態となってしまいます。
産後うつは、出産をしてから1か月以内に発症するといわれていて、出産を経験したママさんの3％が産後うつになってしまう可能性があります。
この産後うつは、カウンセリングと抗うつ薬を組み合わせた治療法が有力といわれており、マタニティブルーと違って治療が必要になってくるのが、大きな違いのひとつともいえます＊
それぞれの症状の違いについて
マタニティブルーと産後うつ、似ているように思えて本質は全く違うことが理解できたかと思います。
続いては、それぞれの症状について、ご紹介していきますね。
マタニティブルーの症状
マタニティブルーの症状といっても、人によって症状は様々で、必ずしもこの症状！ということはいえません。
しかし、マタニティブルーで悩んでいる方の多くに現れる症状はこちらになります。
＊気持ちが落ち込んでしまい、突然涙が出てくる
＊突然不安な気持ちになる
＊不眠や頭痛が続くようになる
どの症状も、たくさんのママさんが経験したことのある症状で、特に出産後3日くらいから現れることが多いといわれています。
産後うつの症状
続いて、産後うつの症状ですが、これも必ずしもこの症状というものはありません。
ですが、産後うつに悩まされる多くのママさんが経験することの多い症状です。
＊極度の悲しみ
＊子供に対して関心が極端になくなる
＊日常生活が送れない
＊無力感・絶望感を感じる
＊症状が出ている自分に対しての嫌悪感
産後うつは、母親と子供の絆がうまく築けないことが多く、実は産後うつは旦那さんも発症するリスクがあります。
その場合、母親と子供の間だけではなく、夫婦間の関係も悪化する可能性があり、お互いにストレスが蓄積されていってしまう、という最悪のケースも考えられます。
産後うつの原因とは？
