産後うつの原因とは?
出産後に悲しい気持ちだったり、抑うつ症状が出てくる原因は、実は未だにはっきりとは分かっていません。
ですが、これが要因のひとつではないのか?といったものは、いくつか挙げられているんです。
*マタニティブルーが悪化してしまった
*もともと、うつ病を持っていた
*妊娠中にうつ病になってしまった
*ホルモン濃度の急激な低下
*周囲からのサポートがなかった
*早産・先天性の異常など、妊娠に関係する問題
ただ、必ずしもこれらが原因のひとつである、というわけでは勿論ありません。
要因のひとつではないのか?という考えから出されているものです。
そして特に妊娠中にうつ病になってしまう、という妊婦さんが多いのが現代の実情で、妊娠中にうつ病になってしまった妊婦さんの多くが産後うつになっている、という現実でもあるんです…
マタニティブルー・産後うつの症状を改善するためには?
マタニティブルーも、産後うつも、妊娠・出産を経験する女性だからこそ、かかりうる症状であり、初めて妊娠する人は特によく考えておかなければいけない問題のひとつでもあります*
症状の改善策として、どちらにも共通していることがあります。
それは、周囲に甘えること・周囲からのサポート支援を得ることです。
人によって取り巻く環境はそれぞれですし、それぞれ抱える事情もあるかと思います。
ですが、初めての妊娠、初めての出産、初めての育児と初めてだらけのことに、妊婦さん・ママさんは当然、苦労が絶えません。
身体も心も疲れやすくなってしまっている妊娠期間・出産後だからこそ、周囲のサポートが必要ですし、時には産後ケア施設を利用したり、両親学級に出席して理解を深めることも必要かもしれませんね*
産後ケア施設とは?
ママと赤ちゃんのための施設で、山梨県は宿泊型と日帰り型の2種類に分かれています。
産後4か月までのママと赤ちゃんが利用することができ、母体のケアはもちろんのこと、育児に関する相談をすることができます。
もちろん、出産前の利用もできるので、育児に対して不安に持っていることや、出産に対しての不安も聞いてもらうことができますよ♪
産後ケア施設は2階建てとなっていて、2階部分には母子の宿泊室が6室用意されており、温泉が湧いている浴室があります!
1階には多目的スペース・相談室・オープンテラスに足湯が設置されています。
この足湯にも温泉が利用されており、普段とは違ったのんびりとした時間を過ごすことができます*
利用するためには、各市町村の母子保健担当にお申し込みをして、その後産前産後ケアセンターに電話連絡をして、利用する日程を決めていただきます。
宿泊型産後ケア事業には市町村から助成金が出るので、お得に利用することができるので、少しでも疲れがたまっているのであれば、利用して損なしです!
まとめ
妊娠期間中だけではなく、出産後に渡って長い期間悩まされる可能性のある、マタニティブルーと産後うつ。
全員がなるとはいえませんが、どの女性もなる可能性が潜んでいます。
原因はこれといって定まってはいないものの、要因としては様々な要因があげられます*
特に神経質な性格の方だったり、もともとうつ病を患っているという方は、助産師さんに必ず相談するようにしてくださいね。
妊娠期間中のうつ病は、産後うつになる可能性がありますし、出産の際に何かしらの影響があるかもしれません。
妊娠・出産はどんなことが起きるのか分からないのが現状なので、何か少しでも不安に思うことがあれば、すぐに助産師さんや主治医に相談する癖をつけるようにしましょう!
マタニティブルーも産後うつも、周囲からのサポートが不可欠なので、しっかりとサポートを得ながら、なるべくストレスなく出産・育児と向き合うような環境をつくっていきましょう♪