面白い三重弁⑦けった
文字だけ見ると「蹴った」を思い浮かべがちな「けった」という方言。これを標準語に変換すると乗り物の「自転車」を意味します◎
三重県内では割とポピュラーな方言であるものの、他県の人がはじめて聞くと思わず戸惑ってしまうこと間違いなし!まさに三重県ならではの方言です。
面白い三重弁⑧しろかさ
続いてご紹介するのは三重弁ならではの方言「しろかさ」。文字を見ただけでは意味が想像も付かない!という方も多いのでは?と思います。これを標準語に変換すると「知るわけがないでしょう」という意味になります。
標準語:そんなの知るわけがないでしょう
基本的には親から子どもへ使われることが多い言葉なので、大人同士の会話ではあまり出てこない方言です。三重県の子どもたちは親から「しろかさ」と言われると、諦めて自分で解決する方法を考えます◎
面白い三重弁⑨いんぐちんぐ
ショップか何かの名称でしょうか?と突っ込まずにはいられない「いんぐちんぐ」という三重弁。これを標準語に変換すると「互い違い」という意味になります。
標準語:あなたボタン掛け違えていますよ
このように「いんぐちんぐ」とは主にボタンの掛け違いを伝える時に使う方言。関西弁に似ていると言われがちな三重弁ですが、この例文だけ見ると全然似てないな、と思うのは筆者だけではないはずです。
面白い三重弁⑩おこおこ
一見ネットスラングのようにも聞こえる「おこおこ」という三重弁。これを標準語に変換すると「たくわん」という意味になります。ネットなどで使われている意味とは全く異なるので、他県の人が聞いたら驚くこと間違いなしの方言です。
ただ、近年では三重県民の中でも使う人と使わない人が別れている方言なので、どうやら三重県民全員に通じる方言、というわけでもなさそうです◎
難しいけど面白い三重弁