妊娠中に注意したい病気
では、実際に妊婦さんはどんな病気にかかると危険なのでしょうか?ここでは、数ある病気の中でも代表的な病気を10種類ご紹介します!
1:風疹
妊娠中、特に妊娠20週目ごろまでに妊婦さんが風疹に感染した場合、胎児も一緒に風疹に感染してしまう恐れがあります!風疹ウイルスに感染した状態で生まれた赤ちゃんは、白内障や先天性心疾患、難聴、心身の発達の遅れなどが症状としてあらわれる【先天性風疹症候群】になる可能性考えられます。
こういったリスクを未然に防ぐためにも、妊娠前に風疹の予防接種を受けるのがベスト!なお、妊娠が発覚してしまうと自分自身が風疹の予防接種を受けることができなくなるため、感染リスクを減らすためには、ご自身の身近な人に予防接種を受けてもらうようにしましょう*
2:麻疹
妊娠中に麻疹に感染すると、自然流産、早産、低体重出産のリスクが高まりますので、絶対に感染は避けたいところ…!こちらに関しても感染リスクを少しでも低減させるのであれば、風疹と同様に必ず妊娠前に予防接種を受けておきましょう*
これから家族計画を考える方は、妊活をスタートする前に、麻疹の予防接種を受けておくと安心です!
3:水疱瘡
水疱瘡と言えば、子ども時代に感染経験を持つ方も少なくはないかと思います。実際に水疱瘡に関しては、すでに免疫を持っている方も多く発症例が少ないのが特徴です*
しかし、もし妊娠中に水疱瘡に感染した場合、非妊娠時と比較して重症化するリスクがぐっと高まります。場合によっては産まれてきた赤ちゃんの皮膚や目、手足などに影響が出る可能性があるため、充分に気を付けてくださいね!
水疱瘡に関しても、過去感染経験や予防接種を受けた経験が無い場合は、必ず妊娠前に予防接種を受けておきましょう!水疱瘡は空気感染、飛沫感染、接触感染とあらゆる方法で感染してしまうため、特に注意が必要です◎
妊娠中に注意したい病気10選