8:性器クラミジア
妊娠中に感染すると流産や早産のリスクが高まります。また、出産時に産道を通過する際に、肺炎や結膜炎に感染するリスクも考えられますので気を付けましょう◎
なお性器クラミジアは性交渉で感染するため、妊娠を考えたらパートナーと一緒に検査を受けることが大切です。きちんと治療すれば治る病気なのでご安心を!
9:性器ヘルペス
妊娠中に性器ヘルペスに感染すると出産時に産道を通る際に、あかちゃんが肺炎や脳炎を引き起こすリスクが考えられます*
なお、こちらに関しては妊娠中に症状が出ても、抗ヘルペスウイルス薬の投与は行われないのが一般的。医師の判断により、治療を行うのか?それとも出産時に帝王切開で感染リスクを減らすのか?が決まるような形です!
10:B群レンサ球菌感染症
B群レンサ球菌感染症とは、女性の膣内や校門付近によく見られる細菌で、妊婦さんの約10%がこの菌を保菌していらっしゃいます。十人に一人の割合…と考えると、意外と多いな!と感じる方もいらっしゃることと思います!
もし、妊娠中に胎児と羊水を包んでいる膜に感染すると、絨毛羊膜炎を発症し、破水が早まって早産に繋がるリスクが考えられます。また、出産時に赤ちゃんが通る産道に感染すると、敗血症や髄膜炎、肺炎などを発症する恐れがあるので気を付けましょう!
こちらに関しては、妊娠中期から後期にかけて検診時のこの感染症の検査がありますので、必ず受けるようにしてくださいね◎
病気にかからないための対策