「100年の愛も冷める…。」こんな言葉、どこかで聞いたことがある女性も少なくありません。
ラブラブだったはずの関係性なのに、いつの間にか空気のような…いや、空気よりも重〜い存在になっていませんか?
愛が冷めるきっかけはさまざまですが、要因のひとつに「妊娠中の夫の態度」が挙げられます。
赤ちゃんを育てるために一生懸命な妻に対し、夫はいつもと変わらずマイペース…。
良かれと思って発した言葉であっても、妊娠中の女性にとってはカチンとくる言い方であったりします。
そこで今回は、実際に「妊娠中に夫からひどいことを言われた!」「傷ついた!」という経験がある女性たちから話を聞きました。
妊娠中に夫から言われて傷ついた言葉とは?
ここでは、実際に「妊娠中に夫から心ないことを言われて傷ついた」という経験がある女性の言葉をご紹介します。
男性にとっては何気なく発した言葉であっても女性を深く傷つけてしまう場合もあるため、妊娠中の女性に対する声かけはいつもより注意しておくといいかもしれませんね!
では、詳しく見ていきましょう。
「なんか、太った?」
これ、禁句中の禁句ではないでしょうか?
妊娠中は赤ちゃんを守り育てるために脂肪が付きやすくなるだけではなく、血液量も増えてむくみやすくなります。
妊娠期間中に10キロ以上太ってしまう女性も多く、妊娠中に太るのは当たり前!
がしかし、夫からあからさまに体重や見た目のことを言われてしまうと、女性は余計な心配をしてしまうものです。
「女として見てもらえなくなったらどうしよう…」「産後のダイエット、ちゃんとできるかな?」などと考えすぎてしまうあまり、しっかりと食べなければいけないのに食事を控えてしまったり、妊娠中に過酷なダイエットを始めてしまったりする女性の姿も。
妊娠期間中に太るのは当たり前ですし、体の変化を誰よりも感じて危機感を持っているのは妊娠している女性自身です。
自分のスタイルを投げ出してまで体の中で新しい命を育てている女性に対して、ボディラインの話を振るのは厳禁といえるでしょう。
「妊婦は楽でいいよね〜」
こちらは、妊娠を機に退職をして自宅で過ごすことが増える女性に対して、仕事の忙しい夫がついつい発してしまいそうになる一言です。
確かに、毎日家でゴロゴロと寝ている妻を見ると「自由でいいな〜」なんて思ってしまう日もあるかもしれませんが、妊婦はとにかく眠たいのです!
それに、つわりや妊娠による体のしびれ、むくみ、腰痛などと日々戦っているため、ゴロゴロする時間がないと体力が持ちません。
男性は生理の痛みもわかりませんし、ましてや妊娠によるホルモンバランスの乱れからくる体調の変化なんて想像することもできません。
故に、家で1日中寝ている妻を見ると「楽でいいよね〜」と思ってしまうみたい…。
もしも夫にこんな言葉を言われたら、「何にもわかってないくせに!」と反抗したい気持ちになってしまう女性も多いでしょう。
「家事する時間もないの?」
こちらも、妊娠を機に退職された女性が夫から言われた言葉です。
とにかく眠くて眠くて1日中寝て過ごしていた日が数日続き、夫が帰ってくる時間になっても夕食の準備ができていなかったり、部屋の中が畳んでいない洗濯物でいっぱいになっていたりしたことがあったそうです。
そんな妻に対して「ずっと家にいるのに、家事もろくにできないの?」というキツイ一言で、この女性は自分の不甲斐なさや女性としての能力の低さを悲観するようになってしまいました。
妊娠期間中はとにかく眠いとお伝えしましたが、人によっては「朝寝」「昼寝」「夕方寝」をする人もいるほど!
襲ってくる睡魔は赤ちゃんを育てるためなので、夕食の時間まで寝ていたって文句を言わないで欲しいと思ってしまうのは女性目線だから?
「家事もろくにできないの?」と言われたら、「じゃぁ、あなたは赤ちゃんをお腹の中で育てられるの?」と反撃したくなります。
「妊娠は病気じゃないんだから…」
確かに、妊娠は病気ではありません。
そのため、検査内容によっては保険が適応外の場合もあります。
しかし、だからといって「妊婦を労ってくれない夫」の姿に、心底傷ついてしまう女性も存在しています。
「つわりで辛いときに、妊娠は病気じゃないから仕事を休むなと言われた」「少しくらい体調が悪くても、病気じゃないから大丈夫と言われた」など、経験者の話の中では無神経な夫の発言も目立ちました。
男性からすると、女性の気持ちを軽くさせようとして「妊娠は病気ではないから大丈夫だよ!」と発言している場合もありますが、こう言われてしまうとゆっくりと休む気持ちにもなりにくいもの。
妊娠は病気ではありませんが、気分や体調が悪いときは無理をせずに安静を心がけることが大切です。
無理を続けてしまった結果、切迫早産になったり、最悪の場合は流産につながってしまったりすることも十分考えられるんです!
妊娠中に精神不安定になる理由とは?