嫁入り道具の歴史
嫁入り道具は、昔から行われているルーティーンです。
いまの嫁入り道具と何が違うのか知らない人も多いかもしれません**
ここでは、江戸時代と昭和時代の嫁入り道具をご紹介します。
ありえないアイテムもあるので、楽しみにしてくださいね♪
江戸時代の嫁入り道具
江戸時代の嫁入り道具は、新郎新婦にふさわしいアイテムを選ばれていました。
理由は、同じ身分じゃないと結婚できなかったからです。
今風にいえば、正社員とパートの結婚ができないもの。
大名の子どもと結婚するときは、両親から許可を取らなければ
いけませんでした**
駆け落ちなんてしたら、大変なことになっていたかも?
好きな人と結婚できるのは、シアワセです♪
ここからは、江戸時代にプレゼントされた「嫁入り道具」をご紹介します。
文房具
江戸時代の嫁入り道具には「文房具」がありました。
立花家十七代さんのコラムでは
「婚礼調度(嫁入り道具)として、文房具が誂えられました」
と書かれています。
同ホームページでは、ペンのような細い
アイテムが載っていました!
江戸時代の嫁入り道具は、使いやすいアイテムですね♪
たばこ
江戸時代の嫁入り道具には「たばこ」もありました。
立花家十七代さんのコラムでも
「婚礼調度(嫁入り道具)として、喫煙具が誂えられました」と書かれています。
江戸時代から「キセル(パイプ型のたばこ)」や「たばこケース」が使われていました!
嫁入り道具に、タバコはビックリですね♪
お化粧アイテム
江戸時代の嫁入り道具には「お化粧アイテム」もありました。
立花家十七代さんのコラムでも「嫁入り道具で多かったのは化粧道具」
と書かれています。
手かがみ、クシ、手拭掛(手ぬぐいをかける家具)が多いです。
昭和時代の嫁入り道具
江戸時代の嫁入り道具は、高いなものばかりでしたね♪
あなたのお母さんが生まれた「昭和時代の嫁入り道具」を紹介します**
タンス
嫁入り道具といえば「タンス」をイメージする人も多いかもしれません。
亀山市歴史博物館のホームページにも
「嫁入り道具のタンス(3卓)」の写真がありました。
長持ちするタンスは、オーソドックスな嫁入り道具の1つ。
そんな嫁入り道具のタンスは、「寿(ことぶき)」と書かれた風呂敷でつつみ、
軽トラで新しい家に運んでいました!
嫁入り道具を移動することは、大きなイベントだったのです♪
ミシン
昭和の嫁入り道具には「ミシン」がありました。
いまでは、自動で名前を縫える
「コンピューターミシン」も大人気です。
昭和のころは「足踏みミシン」が使われていたので
嫁入り道具になっていました。
縫い合わせるときの「カシャカシャとした音」を、
おばあちゃんの家で聞いたことがあるかも♪
昭和らしい嫁入り道具ですね**
日本人形
昭和の嫁入り道具には「日本人形」がありました。
私の自宅にも「おかっぱの人形」が置いてあります。
あなたは「怖い」と感じる人も多いですが
嫁入り道具の1つでした。
たたみのある家に住む人は、ぴったりのアイテムですね♪
たらい
昭和の嫁入り道具には「たらい」がありました。
たらいといえば、テレビの罰ゲームで
頭に落とすイメージがありませんか?
そんなたらいは、オールラウンドプレーヤーです**
服の汚れを落とすときや顔を洗うときにも
使える便利なアイテムでした!
洗濯板
洋服を手洗いしていた時は、嫁入り道具に「洗濯板」がありました。
寒い冬にゴシゴシ洗うのは、大変だったかもしれません!
「洗濯機があって良かった」と感じられる嫁入り道具です♪
お米
昭和の嫁入り道具には「お米」もあります。
亀山市歴史博物館のホームページにも
「昭和20年ごろには、3俵分のお米(180㎏)を持っていった」
と書いてありますよ♪
1年分ぐらいのお米を持って、新郎さまの家に行った
花嫁さまも多いかもしれません。
▽嫁入り道具をマンガで知りたい人はこちら
まとめ
嫁入り道具は、新郎さまの家で暮らす新婦さまに役立つアイテム。
むかしは「タンス」「布団」「着物」がメインでした。
いまの嫁入り道具は「家電」「キッチングッズ」「寝具」になります。
ほかにも、冠婚葬祭で使える「パール(真珠)」や「喪服」もスタンダードです。
今も昔も嫁入り道具は、生活に欠かせないアイテムが多いかもしれません♪
嫁入り道具を用意するときは、家のコーディネートや予算も考えてくださいね♡
あなたが選んでよかったと感じる「嫁入り道具」に、出会えることを祈っています。