こんにちは。大分県在住のご当地ライター、Namiです!
私は関東出身で、数年の関西生活を経て2年半ほど前に大分に移住してきたのですが、はじめは夫のおばあちゃん(92歳)が話す言葉は全く分からず、ちょっと怖い印象すらありました。
でも夫のいとこ女子たちが話す大分弁はとってもかわいくて、同じ大分弁でこうも違うのかとびっくり!ひそかに憧れています♡
そんな私がびっくりした大分の方言や、使いこなしたいかわいい大分弁をご紹介します。
大分弁ってどんなことば?
大分県は九州でも福岡寄りの北東部に位置しています。地理的にはかわいいと言われる博多弁と近いのに、実はあんまり似ていないんです。九州のほかの地域より、中国や四国地方の方言の影響が強いようです。
ひとくちに大分県といっても、北部・西部・東部・南部と4つのエリアに分かれていて、方言の使われ方は異なるんだそう。とはいえ、今では年配の方以外はそこまでバリバリの方言は使わないので、大抵の会話は問題なく通じます。
若い人は語尾や言い回しに大分弁が混ざる程度の使い方ですが、大分で生まれ育った人は年配の方の方言使いも「聞けば意味はだいたいわかる」そうですよ。
バリバリの方言の場合、県外の人にはちょっと難しいかもしれません…!
語尾が特徴的!
大分の方言は「~しちょん」「~けん」など、語尾に特徴があります。
~しちょん(~してる)
「~しちょん」は~してる、という意味で主に進行形で使われます。
語尾を上げて疑問形でも使えます。
雨が降っちょんよ~
(雨が降っているよ~)
雨ふっちょん?
(雨降ってる?)
~しよる(~してる)
「~しよる」も「~しちょん」と同じように使われます。
「食べよる~?」
(食べてる~?)
「○○行きよる時にあれ買ってきてな~」
(○○行く時にあれ買ってきて)
「~しちょん」と「~しよる」の使い分けはイマイチわかりません…。
~けん(~から、~ので)
「~けん」は、~から、や、~のでのように接続詞や理由を言うときに使われます。
先生が言うとったけん、明日この本持って行きよ~
(先生が言っていたから、明日この本を持って行きなよ~)
~え(~しよう、などの意味の強調)
~しよう、などの意味の強調として、「~しようえ」などと語尾にえがつきます。
みんなで一緒に食べようえ~
(みんなで一緒に食べましょう)
~ち
動詞に「~ち」がつくパターンもあります。
あすこの店のまんじゅうがうまいけん、行っちみちくり~
(あそこの店のおまんじゅうがおいしいから、行ってみて)
次はクイズ!