産院の種類
産院は大きく3つの種類に分けられます。
それぞれ特徴が異なるため、産院選びの参考になるようにご紹介します。
総合病院
総合病院には内科や外科など産科以外にも診療科があり、基礎疾患のある妊婦さんや子どもに先天性異常が見られた際に素早く対応していただけます。
また、医療機器など設備も充分に整っているため、万が一の時にも安心です。
病院によってはNICUやMFICUなどの集中治療室を設けている病院もあります。
大きい病院になると出産予約に紹介状が必要な場合もあるため、受診前に事前確認が必要です。
診療所
産科や産婦人科を専門とする診療所は、基本的に妊娠から出産まで同じ医師に対応してもらえます。
医師との信頼関係が10ヶ月に渡って築けるため、安心して出産に臨むことができるでしょう。
また、食事内容や産後のサポートなどサービスの充実度が高いのも特徴の1つです。
総合病院と比べると、設備不足の部分もあるため合併症や母子に異常が見られた場合、転院が必要なこともあります。
助産院
少人数で家庭的なため、妊婦の理想的な出産方法を叶えたり、リラックスできる環境を作ったりと自由度の高い産院です。
旦那さんだけでなく子どもも立ち合わせたいという方や、出産方法にこだわりたい方におすすめ。
しかし助産院は医療行為が一切できないため、母子共に異常がないかつ自然分娩の場合にしか利用ができません。
出産途中に異常が発生した場合は、総合病院や大学病院などへ転院する必要があります。
産院の選び方をご紹介!