結婚式で訪問着を着る際のマナー
会社の同僚や友人の立場として結婚式に参列する際に略礼装である訪問着を選べば、着物を着用しても問題ないことが分かりました。
しかし、一口に「訪問着」と言っても色や柄はさまざま。選ぶ色や柄によっては訪問着でもマナー違反になってしまうこともあるので、気を付けましょう。注意したいポイントは以下の通りです。
2:主役の花嫁さまより目立つ色や柄は着用しない
3:花嫁さまの色である白は選ばない
特に今どき結婚式では、和洋問わずシックでエレガントな印象を与える黒の衣裳を選ぶゲストが増えています。しかし、黒の訪問着は遠目で見た時に新郎新婦の母親や既婚の親族が着用する黒留袖との見分けがつきにくく、紛らわしくなるので着用を控えることをおすすめします。
また結婚式の主役はあくまでも新郎新婦のおふたりです。間違っても花嫁さまよりも目立つ色や柄の訪問着、あるいは花嫁さまだけの色である白の訪問着を選ばないように気を付けてくださいね!
着こなしのマナーを厳守
また礼服として訪問着を着用する場合、長襦袢や草履は淡い色を選び、半襟や足袋は白を選ぶのが基本です。どんなに美しく着飾っていても礼服としての着こなしのマナーが守られていないと、なんだか残念な印象になります。
最悪の場合、他のゲストから「マナーがなっていない人だ」と思われることもあります。結婚式では自分のことを呼んでくれた新郎新婦の顔を立てる意味でも正しい着こなしを心掛けるようにしましょう。
結婚式におすすめの訪問着