和婚ならではの伝統的な演出
花嫁行列(参進の儀)
花嫁行列とは、神社での神前式において
神職や新郎新婦、ご親族など全員が揃って
神殿まで歩く演出です!
花嫁行列には、3つの意味が込められていて、
新郎新婦の後ろを歩くご両親や友人は「過去」、
参進する新郎新婦は「現在」、
歩いて向かう神殿はおふたりの「未来」の
象徴ともいわれているんです。
日本に伝わる古き良き伝統には
厳かな中にも華やかさもあり、
その様子は見る者の心を奪いますね♡
鯛の塩釜開き
鯛の塩釜開きとは、大きな鯛全体を塩で覆い隠し
新郎新婦のおふたりが小槌を大きく
振り下ろすことで新鮮な鯛が出てくる演出です♩
日本では昔から、縁起の良い食べ物として
重宝されてきた鯛。
最高のおめでたい席である結婚式でも
取り入れたいですね。
三々九度(三献の儀・夫婦固めの盃)
三々九度とは、大・中・小3つの盃を使用し
新郎新婦のおふたりがお酒を酌み交わすことで
“契りを結ぶ”という意味がある、
和婚で行われる伝統的な儀式のことをいいます。
1つの盃で3回お酒を酌み交わすことを1献といい、
3つの盃で3献ずついただくことから
三々九度といわれるようになりました。
筥迫の儀・懐剣の儀
筥迫(はこせこ)の儀とは、花嫁さまの支度中に
お母さまから手紙とお守りを入れた筥迫を
花嫁さまの胸元に差し込む儀式のこと。
懐剣(かいけん)の儀は、筥迫の儀と同様に
懐剣を差して飾りあげます。
お母さまの想いを受け継ぐ意味が込められている、
母娘のおふたりにとって思い出に残る演出です♡
挙式の中でカジュアルに取り入れるのであれば、
お写真のように扇を使うのもおすすめ◎
鏡開き
結婚式で行う鏡開きとは、酒樽の蓋をお餅に見立て
木槌で開封する演出のことをいいます。
蓋の丸い形は“夫婦円満”を表現していて
開くことで“未来を切り開く”という
すてきな意味が込められているんです!
鏡を割った後は、新郎新婦のおふたりが
1合枡にお酒を注いでゲストの皆さまと
一緒に乾杯します♡
慶菓の儀
慶菓の儀とは、縁起物を模した和菓子を
新郎新婦のおふたりが手を添え合って
小箱に組み入れる儀式をいいます。
他ではなかなか見ない慶菓の儀。
会場ならではの演出を取り入れると
結婚式を挙げる意味もより深くなりますよね。
紅差しの儀(紅引きの儀・嫁ぎの紅)
紅差しの儀とは、花嫁さまの支度の最後に
お母さまが口紅を塗ってあげることをいいます。
昔から紅は無病息災や魔除け、そしてお祝いの
象徴であったため、結婚しこれから新しい人生を
歩む娘へのお母さまの気持ちが込められた
感動的な儀式なんです♡
水合わせの儀
水合わせの儀とは、新郎新婦のおふたりが互いの
実家の水を汲み1つの杯に注ぎ合わせた
水を飲む儀式のことです。
別々の環境で育ったおふたりが互いの環境に
慣れ親しみ、新たな家庭(環境)を築いて
いけるようにという意味がある人気の演出です。
お写真は水合わせの儀にオリーブの苗木を。
ヨーロッパでは幸せの象徴とされるオリーブの木は
2つの種がないと1本の木に実がならないことから
夫婦の木とも呼ばれています!
定番演出を和婚でやるなら