盃の儀式*。
「盃の儀式」は、「夫婦の誓い」として行われる儀式です*。
「三々九度」、「三献の儀」ともいわれ、大きさが大中小、それぞれ現在・過去・未来を現す盃を用いて行われます◎
それぞれの盃には、具体的に以下のような想いが込められています。
小さい杯:過去を意味するもの。先祖に向けて、新郎新婦が巡り合ったことの感謝の意味が込められている。
中くらいの杯:現在を意味するもの。二人で末永く力を合わせて生きていくという意味が込められている。
大きい杯:未来を意味するもの。両家の安泰(あんたい)と子孫繁栄の意味が込められている。
盃の儀式のやり方は、以下の通りです♪
(1)斎主、または巫女さんがお銚子から神酒(みき)を3回に分けて一つの杯に注ぐ
(2)3回に分けて神酒を口にする
(3)1と2を順番通りに繰り返す
【飲む順番】
一の杯(小):新郎→新婦→新郎
二の杯(中):新婦→新郎→新婦
三の杯(大):新郎→新婦→新郎
盃の儀式は、割り切れない「奇数」の盃を使って行われることに意味があり、一口目は神へ、二口目は家族へ、三口目は参列ゲストへの感謝と誓いが込められているのだそう◎
また、3つの盃は他の意味を持つ場合もあり、大中小それぞれ「天」「地」「人」の意味を持つこともあるそうです*。
指輪交換*。
指輪交換は、キリスト教式の挙式スタイルで行うイメージを持たれる人が多いと思いますが、近年では神前式や和装で行うことも一般的となってきました*。
指輪交換にはヨーロッパの慣習やキリスト教式の宗教的な意味合いなどはないため、そういった意味でも、和装の場合も問題なく指輪交換を行うことができます◎
また、最近では神前式を行える式場でも、「指輪交換(ゆびわとりかわし)の儀」として式の中に最初から組み込まれていることもあります♪
そういった場合、一般的には神前に供えられた三方の上の指輪を、斎主、もしくは巫女さんが新郎新婦のもとへ運んできてくれます♡
指輪交換は人前式の中でも人気の催し物のひとつ。「和装人前式をしたいけど、指輪交換が不安……」という花嫁さまも、安心して挙式のひとつに組み込むことを検討してみてください♪
紙風船シャワー*。
せっかくの和装人前式ですから、細かなところにも気を配って和風なスタイルに仕上げたい、と思う花嫁さんも多いのではないでしょうか◎
フラワーシャワーならぬ「紙風船シャワー」は、和装人前式ならではのアイデア♪
カラフルな紙風船が、新郎新婦の歩く道に花を添えてくれます♡
和装を素敵に着こなしたお二人の姿を、より華やかに見せてくれますよ◎
リーフシャワー*。
「リーフシャワー」は、その名の通り「葉」を撒いてつくるシャワーのこと♪
一般的なフラワーシャワーは、ポップで明るいイメージを演出してくれますが、リーフシャワーは、上品で大人な印象の空間をデザインしてくれます*。
花嫁さまの衣装が白装束の場合、より緑が華やかに映えてくれます◎
伝統的で格式高い和装をされる場合にはぴったりの演出と言えそうです♪
また、一般的なフラワーシャワーとは異なるので、参列者にもちょっと違った特別な印象を与えられそうです*
派手でポップなカラーはあまり好きではない…大人な落ち着いた印象が好き、という花嫁さまの人前式には、ぴったりの演出ではないでしょうか*。
フォトジェニックな折り鶴シャワー♪