長い人生の中で、女性が一番華やかに輝く瞬間が「結婚式」ですよね!
心から祝福してくれる家族や友人に囲まれて、愛する人生のパートナーと幸福で夢ような1日を過ごせる日は、人生のうちでもそう数多くはないものです。
そんな結婚式に「もしも風邪をひいてしまったら…」。まったく想像もしたくは無いことですが、実際に結婚式当日に体調を崩してしまうカップルが多いのも事実なのです。
結婚式に至るまでの準備にはさまざまな過程があります。結婚式の当日までには、式や披露宴、2次会の準備だけでなく、その後の新しい生活や新婚旅行の準備もあります。また、仕事の長期休暇も取ることが多いので、それまでに仕事の段取りも付けなければなりません。
また、いよいよ結婚式が近づくと、独身最後の時間を友人が祝ってくれたり、結婚を期に退職する人なら職場で送別会を開いてくれるという人もいるでしょう。そういったお誘いは、なかなか断ることも難しいので、つい疲れが溜まってしまい風邪をひくという人が多いのです。
では、そんな結婚式前の大切な時期をどのように過ごせば良いのでしょうか?
ここでは結婚式前の体調を管理し、風邪をひかないようにするための予防対策を紹介します。これから結婚式を控えるという方は、ぜひ参考にしてくださいね!
結婚式直前の風邪予防をスリーステップで管理
結婚式の1か月前頃には、式場の手配や新居の準備など、時間のかかることはおおかた決まっていると思われます。そして、ここからは最終的な打ち合わせと個人的な準備で本格的に忙しい日々が始まります。いくら準備が整っても、体調を崩してしまっては元も子もなくなってしまいますので体調管理には十分に注意しましょう。
昔から「風邪は万病のもと」と言われるように、風邪をひくことでさまざま場所に影響が出ます。結婚式のひな壇上で新婦が鼻水ダラダラのマスク姿に、ガラガラ声で両親へのお手紙を読むなんてことは絶対にしたくないものですね。
それでは、具体的に風邪をひかないようにする予防策を紹介しましょう。
風邪をひかない身体をつくる
風邪をひかないための身体作りにはポイントが3つあります。それはストレスを溜めないこと、質の良い睡眠をとること、バランスの良い食事を取ることです。この3つを実践することで風邪に負けない身体を作ることができますので、それぞれについて解説していきましょう。
ストレスを溜めない
結婚の準備では、いろいろとストレスが溜まることもあります。新郎新婦の両親との顔合わせや結婚式の打ち合わせ、新婚生活の準備や仕事の整理など、こと細かに決めていくことが山のようにあります。そんな中で、どうしてもストレスが溜まってしまい、体調を崩してしまい風邪をひくことも多くなります。ストレスや風邪ひきやから肌荒れなどが起きる場合もありますので、ストレスフリーな生活を心がけましょう。ストレスを溜めないようにするには、とにかくパートナーと親密に打ち合わせを行い、周囲との距離感を上手に取ることです。ここでストレスフリーな環境を作ることが出来れば、新婚生活も安心ですね!
質の良い睡眠
風邪を防ぐための最大の手段は体力の低下を防ぐことです。それには「良質な睡眠」が大切です。結婚式の前には、さまざまな準備やお付き合いが付き物です。そんな中で、時間に追われて寝不足になりがちです。新婚生活や結婚式、新婚旅行の準備などはパートナーと一緒に協力し合って上手に分担し、効率よく処理していきましょう。そこで大切なことは、しっかりしたスケジュール管理を行い、結婚準備、仕事、お付き合いと優先順位を付けて、できるだけ必要最小限のことだけに集中して行うことです。
ここでパートナーと協力し合うことは、新婚生活の予行演習にもピッタリですね!
健康的な食生活を維持
結婚前は、どうしてもお祝いの飲み会や送別会などで食生活も偏りがちになります。また新婦さんの中には結婚式に向けて、普段よりも過度なダイエットにチャレンジする人もいます。乱れた食生活やダイエットは、体調を崩すだけでなく、肌荒れや便秘、むくみなどを引き起こしやすくなります。食べ過ぎや飲みすぎだけでなく、過度なダイエットにも十分に注意しましょう。
自分の一番美しい姿は、「自然体のあなた」であることを理解しましょうね!
ウイルスとの接触を避ける
風邪を防ぐもう一つの重要な要素は「ウイルスとの接触をさける」ことです。
風邪は、外部から体内に侵入して体力の低下とともに発症します。どうしても忙しくなる結婚前には、このウイルスの侵入もなるべく避けたいものです。
そこで、ウイルス対策として有効な3つを解説していきましょう。
マスクを着用する
風邪の予防対策として最も一般的なマスクですが、実際にたいへん効果があります。マスクをすることで外部からのウイルスの侵入を防ぐだけでなく、口や鼻の湿度も保てるので、外出時だけでなく、室内でも着用できる時はなるべく着けておきましょう。マスクをしておくことで、無理なお誘いも断りやすくなりますよ!
手洗いとうがい
こちらも基本的な風邪の予防策ですが、風邪だけでなく食中毒などの防止にもなります。日頃から癖付けておきましょう。手洗いとうがいは帰宅時だけでなく、いろいろな場面で癖付けたいですね!
湿度を保つ
湿度の維持は、特に冬場の乾燥時期や夏場のクーラーをつける時に注意しましょう。冬場はもとより、夏場の風邪もタチの悪いものです。また、乾燥はお肌や唇といったお化粧をするところにも潤いを与える大切な要素とも言えます。加湿器などを上手に使って対策を講じましょう。湿度の管理は子育てにも役立ちますので、冬場以外にも行いましょう!
アレルギーにも注意する
上記の2つで結婚式当日を無事風邪をひかずに迎えたとしても、新郎新婦に花粉症などのアレルギーがあれば台無しになってしまいます。
アレルギーには、花粉症のような時期的なも、ハウスダストなどの場所的なもの、食物アレルギーのような物質的なものがあります。万全を期すためにも、アレルギーのある方は注意しましょう。
花粉症
もし新郎新婦のどちらかに花粉症などの症状があるとわかっている場合には、その花粉の時期に結婚式を挙げることは避けるようにしましょう。結婚式の予約はだいたい半年くらい前にはするので、先を見越して自分やパートナーの体調を考えて予約しましょう。
ハウスダストやエアコンアレルギー
人によっては、部屋の空気とかエアコンなどで急にアレルギーが出る人もいます。結婚式が始まってから、急に鼻水が止まらないということもあり得ますので、気になる人は予約時の式場の下見段階で、式を挙げる時期に使う冷房や暖房をつけてもらってアレルギーが出ないかを確認しておくと安心です。
食物アレルギー
食物アレルギーは披露宴に参加してもらう人にも確認が必要ですが、もちろん主役となる新郎新婦も確認しておきましょう。アレルギーや苦手な食べ物は避けてもらうことと、当日のお酒の飲みすぎ(飲まされすぎ)にも注意をしましょう。
このように、結婚式の当日を健康で迎えるための準備はいろいろとあります。一生に一度の晴れ舞台を良い思い出にするために、できるだけ早い段階から余裕をもった準備を始めることがなによりです。
そして、いろいろな情報を収集して周囲の皆さんに協力をしてもらいながら、最愛のパートナーと一緒に是非とも素晴らしい結婚式を挙げてくださいね!