結婚式受付を頼まれた人がすることとは?
受付を引き受けてくれた人が「何をすればいいの?」と不安にならないよう、事前に役割をしっかり伝えておくのもマナーです。当日の流れや仕事内容、気をつけてほしいマナーなどをあらかじめ共有することで、安心して任せられる環境が整います。ここでは、受付係の実際の動き方や注意点をわかりやすくご紹介します。
受付の具体的な流れ・仕事内容
受付の具体的な流れや仕事内容は、以下の通りです。会場によっては荷物預かりや案内もあるので、事前に式場スタッフとも打ち合わせしておくと良いでしょう。
・芳名帳に記帳してもらう
・ご祝儀の受け取りと管理
・席次表やプログラムの配布
服装や立ち居振る舞いのマナー
受付係もフォーマルな装いが基本。男性はスーツ、女性はドレスやセットアップを基本とし、動きやすさと上品さを両立した服装を選びましょう。
また、立ち居振る舞いは笑顔と丁寧な言葉遣い、落ち着いた対応を意識してもらうようにしましょう。
受付をお願いした人へのお礼の仕方
結婚式の受付はゲストへ気を配る場面が多く、心身ともに負担となってしまうことも。受付をしてくれた方へのお礼は、しっかり行いましょう。ここでは、「手伝えてうれしかった」と思ってもらえるスマートなお礼の方法をまとめました。
ご祝儀とのバランス/金額の相場
お礼は、3,000〜5,000円程度が一般的です。しかし、相手がご祝儀を包んでくれた場合は、注意が必要です。
たとえば3万円のご祝儀を出してくれた方に、5,000円のお礼を渡すと「気を使わせてしまったかな…」と相手がかえって恐縮することも。現金の代わりにちょっとしたギフトにしたり、お礼のメッセージを添えて渡したりすると好印象です。
お礼の渡し方とタイミング
お礼は、式当日受付が終わったタイミングで直接手渡しするのが一般的。「本当にありがとう。おかげでスムーズに進められたよ」など、ねぎらいの言葉を添えて渡すと感謝が伝わります。
ただし、結婚式当日はバタバタしているため、後日渡すのもOK。もし後日渡す場合は、遅くとも1週間以内にはお礼を伝えるようにしましょう。
まとめ|結婚式の受付は、信頼できる人へ丁寧にお願いしよう
結婚式の受付は、小さな役割に見えて、実はとても大切なポジションです。受付を頼む人には、礼儀や責任感があり、ゲストにも信頼される人物が適任。丁寧な依頼としっかりした説明、感謝の気持ちを忘れずに伝えれば、相手も安心して快く引き受けてくれるはずです。