事前に確認しておくべきこと
マイクの前に立てるのは大変名誉なこと。
これだけはスピーチ前に確認しておくと
安心なポイントをご紹介しますね。
いつ呼ばれ、どこで話すのか
多くの場合は新郎新婦さまから
事前に聞いていることが多いのですが、
自分の出番がいつなのかは、
念のため「司会者」「キャプテン」または
「ウエディングプランナー」に確認しておくと安心ですよ。
司会者から声がかかってから、
会場スタッフにイスを引いてもらって
マイクの前まで案内される場合もありますが、
会場によって段取りが異なるため、
事前に気になる点は確認をしておきましょう◎
自分の役目
前後にどういった人がどういった話をするのか、
新郎新婦さまに確認して、
話す内容を考えておくといいですよ。
また、話そうと思っている目安の時間を
新郎新婦さまや、プランナーさんに伝えておくと安心です。
段取りが不安の場合は、
当日に司会の方やウエディングプランナーに
準備してきた内容、話す時間などを伝えると、
うまくフォローしてくれるはず◎
新郎新婦の名前など基本情報
当然ながら、お名前や勤務先などの
基本情報は間違えてはいけませんが、
多くの場合、話し手は新郎新婦さまどちらかの知り合いで、
相手の名前などがうろ覚えであることもありますよね、、、
名前は席次表などに書かれていますが、
思い込みや緊張で漢字の読み方を間違えることも、、、
くれぐれも間違えないように事前によく確認しておきましょう。
また年齢や出身地など、確証がない話題には
触れないようにしておくといいかもしれませんね!
基本的な流れとマナー、NGワード
結婚式のスピーチ・挨拶の基本的な流れとは
結婚式でのスピーチ・挨拶は主賓や友人、
親族など立場は違っても話をする流れや
構成はいずれも大きな違いはありません。
それぞれ、大切なのは、
「新郎新婦の人となりがわかる
エピソードを具体的に織り交ぜる」ことにあります。
結婚式でのスピーチ・挨拶の構成例
①自己紹介
└自分の名前や新郎新婦との間柄について話す
②お祝いの言葉
└新郎新婦と両家・親族へお祝いの言葉を述べる
③新郎新婦とのエピソード
└新郎新婦の人となりが感じられる具体的なエピソードを紹介する
④ふたりに贈る祝福のメッセージ
└どんな夫婦・家庭を築いていって欲しいかエールを贈る
⑤結びの言葉
└改めて、新郎新婦と両家・親族へのお祝いの言葉を述べる
結婚式のスピーチ・挨拶で避けたいNGワード
結婚式はハレの舞台として、
縁起の悪い言葉を避けるのが一般的。
日ごろ何気なく使っている言葉でも
ハレの日にはふさわしくない「忌み言葉」や
「重ね言葉」があるので、スピーチ原稿を作成する際には
注意してみてくださいね◎
<別れや不吉を連想させる「忌み言葉」>
別れる・切る・切れる・離れる・帰る・終わる
破れる・割れる・去る・飽きる・捨てる・冷える
壊れる・消える・変わる・降りる・枯れる
浅い・ほどける・裂ける・散る・放す・戻る
繰り返す・再び など
<繰り返し(再婚)を連想させる「重ね言葉」>
度々・くれぐれも・みなみなさま・かえすがえす
重々・重ね重ね・重ねて・いろいろ・またまた
しばしば・次々・わざわざ・たまたま・いよいよ など
これらは、お祝いの席での常識として、
縁起が悪いといわれ絶対に使ってはいけないワード。
忌み言葉のなかには日常会話でよく使う言葉も多いので、
意外と無意識のうちに話してしまうことが場合も。
十分に注意しておきましょう。
暴露話や過去の恋愛についての話は避ける
いくら新郎新婦本人に承諾をとって話す内容でも、
主賓や友人の挨拶、乾杯の際に
暴露話は気持ちの良いものではないですよね。。。
また、もう時効だろうから、と過去の恋愛話をするのもNG。
ひょっとすると、過去の恋愛に関係のある
ゲストが出席している可能性も。
新郎新婦さまのことでなくても、
誰かを傷つける可能性のある内容は避けておきましょう。
くだけすぎた内容や話し方はNG
結婚式はさまざまなゲストが出席されています。
新郎新婦さまへの親しみを込めたスピーチのつもりでも、
くだけた内容や話し方は会場の他のゲストに
「場をわきまえない非常識なスピーカー」
という印象を与えてしまい、
新郎新婦さまも嫌な気持ちになる場合も。
どの世代のゲストでも安心して聞くことができる
内容・話し方を心がけましょう。
自慢話はしない
結婚式は新郎新婦が主役。
友人の結婚式であるにもかかわらず、
自分の仕事や実績を話すことはNG。
あくまでも新郎新婦の話題を中心に、
スピーチの内容を組み立てていおきましょう。
5分以内に抑える
結婚式の主役はあくまで新郎新婦さま。
長く話してはその後の進行にも影響を与え、
新郎新婦さまも困ってしまうだけでなく、
ゲストも退屈してしまいますよね。
原稿は1600字程度に収め、
長くても5分くらいにしておきましょう。
当日までに事前準備を
スピーチを任されたら、
真っ先に原稿作成に取り組むのではなく、
事前に新郎新婦さまに事前に
確認しておくべきことがいくつかありますよね。
新郎新婦さまのお名前、
スピーチの順番や持ち時間
披露宴の規模やスタイルなど
確認すべきことは確認してから原稿等、
取り掛かりましょう。
挨拶別流れをご紹介