山形弁:理解不能編
次にご紹介するのは、もしかすると山形県民すらも人によっては分からない!?難しい山形弁をご紹介します。みなさま、いくつ分かるかチェックしながら読み進めてくださいね。
⑦こちょびたい
最初にご紹介するのは、思わず「チョコビ?」と突っ込みそうになる「こちょびだい」。これを標準語に変換すると「くすぐったい」という意味になります。
基本的には、首元に服のファーやタグ、糸などがあり、くすぐったいと感じるときに使う方言となっています◎
⑧すこだま
続いてご紹介するのは一見固有名詞に見えないこともない!?こちらの方言「すこだま」。意味を知らずに聞くとくすだまと同じ類いの何かかな?と思われがちですが、実は標準語で「すごくたくさん」という意味になります。
山形県では冬場になると使用頻度が一気に上がるこちらの方言。雪がたくさん降った際に、「すこだま(すごくたくさん)雪が降ったなあ」といった感じで使います♡
⑨ちょす
文字からは意味が想像できない山形弁と言えば「ちょす」。こちらを標準語に変換すると「触る」という意味になります◎
例えば、触ってはいけないものを触ろうとしたときなどに「ちょさねどけろな(触らないでくださいね)」などと話します。
山形弁:独特のフレーズ編
最後にご紹介するのは、山形弁ならではの独特のフレーズ。単語に比べると更に難易度が上がりますので、ぜひご覧くださいませ◎
⑩じぇじぇこほしい
他県民の方であれば、おそらく聞いた瞬間お手上げになる山形弁ならではのフレーズと言えば「じぇじぇこほしい」。この方言だけ聞くと「何がほしいのかもっと分かりやすく言って」と思わず言ってしまいそうになりませんか?
こちらのフレーズを標準語に変換すると「お金がほしい」。山形弁ではお金のことを「じぇじぇこ」と言います。しかし一口にお金といっても地域により「じぇねこ」「じぇね」とやや異なる言い回しもあるようです。ですがなんとなく似た感じはしますよね♡
⑪ざっぱずるだ
続いてご紹介する山形弁ならではのフレーズは「ざっぱずるだ」。これ早口で言われると、もはや日本語として聞き取れるか不安な方も多いはず◎
こちらを標準語に変換すると「魚のアラ鍋です」という意味になります。そう食べ物を指すフレーズでした♡
⑩しょっでんのごと!
最後にご紹介するのは「しょっでんのごと!」。思わず「え?田んぼ?」と聞き返したくなりますが、もちろん違います。そもそも「しょっでん」とは山形弁で「昔」を意味します。
ここに~のごと!と付くことで、標準語に変換すると「昔のこと!」となります。これ実は、同じ山形県民でも知らない方、結構多いんですよ◎みなさまは分かりましたか?
難しいけれど、かわいい山形弁をご覧あれ◎