山の神の娘である木花開耶姫命は、天照大神の孫である邇邇芸命(ニニギノミコト)に求婚され、すぐに子ども授かりました。
しかしすぐに身ごもったことから「他の男の子ではないか?」と不貞を疑われてしまいます。
木花開耶姫命は「この子が天照大神の孫の子どもであればどんなことがあっても無事に生まれるはず」と、自らが出産するために籠った母屋に火をつけたのです!
燃え盛る炎の中で、木花開耶姫命は無事に子どもを出産。身の潔白も証明しました。
なかなかハードなエピソードですが、美の神としても知られるとても美しい女神様なのだそう。
安産はもちろん、女性としての強さや美しさもあやかりたいですよね♪

また、浅間神社の本殿横には、齢200年を超える御神木であり、県指定の天然記念物にもなっている「夫婦梅」があります。
夫婦梅は、一つの花から2つの実がなるという珍しい樹。
その姿から子宝祈願の樹としてもとっても有名で、毎年多くの人が訪れます。
梅の実がぴったりと寄り添う姿はハート型にも見えるから、夫婦がいつまでも仲良くいられるようにという願いにも、なんだかご利益がありそうです!
【甲斐国一宮 浅間神社】
〒405-0056
笛吹市一宮町一ノ宮1684
Tel.0553-47-0900
公式HPはこちらから
北口本宮富士浅間神社

富士吉田にある「北口本宮富士浅間神社」。
日本神話の英雄・日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が立ち寄ったとして、パワースポットとしても人気の神社です。
ご祭神は、笛吹市の浅間神社でもご紹介した木花開耶姫(コノハナノサクヤヒメ)と邇邇芸命(ニニギノミコト)、そして日本のすべての山の神様でもある大山津見神(オオヤマヅミノカミ)です。
こちらの神社では、木花開耶姫は創造の神様であり、「ムスビ」の御力が通じているとされています。
ムスビとは、あらゆるものを生み出す言霊のこと。
子どもを生み育てること、夫婦の絆を深めること、産業を興して繁栄させることなど、縁を結んで発展していくこの世の中のすべてが「ムスビ」という言葉に通じています。
そんなムスビの力を司る木花開耶姫が祀られている浅間神社は、家族の健やかな未来を願う祈願にぴったりの場所。
安産祈願はまずは電話で問い合わせの上、申し込みをしてくださいね!
【北口本宮富士浅間神社】
〒403-0005
山梨県富士吉田市上吉田5558番地
TEL0555-22-0221
受付時間AM9時~PM5時まで
公式HPはこちらから
山中湖のほとりのパワースポット