良い関係の例もご紹介
では、逆によい関係というのはどういう状態でしょうか?
一例としてご紹介するのは
家族ぐるみでうまく付き合えている場合です。
筆者の友人夫婦にはお姑さんと同居している方もいます。
夫婦が学生時代からの付き合いであったために
お姑さんとお嫁さんも仲がよく
夫の実家で同居し、共働きの夫婦に
お姑さんが家事などで大きく協力してくれるそう。
家族単位での行動も多く
お祝いごとや旅行は
夫の両親も含めてとなりますが
仲が良いので、ストレスにならず
また夫婦でのお出かけに
子どもを預かってもらえるのが助かるそうですよ。
距離感を維持したい夫婦も
円満というのは、距離感が近い場合だけではありません。
いい距離感を保つというのも、円満のかたちです。
例えば、遠方に実家があるご夫婦ならば
普段は関わることがあまりないかもしれません。
けれど、お中元やお歳暮を送り合い
近況をたまに報告し一年に一回帰省すると
お互いが穏やかに過ごせる。
夫婦だけでは解決できないトラブルの際は
助言や援助を仰ぐこともできる。
これも、十分に円満と言えるでしょう。
改善のコツ1:関係性をイメージする
さて、今現在嫁姑問題に直面する花嫁様
もしくは将来に備えたい花嫁様のために
嫁姑問題を解決するコツをお教えします♡
ポイントはまず「自分がどうなりたいか」
関係性をイメージしてみましょう。
先に挙げた例だけでも、円満関係だけでも
いろいろな形があります。
日々密接に付き合いたい
たまに連絡をする関係でいたい
アドバイスはほしいけれど、干渉は困る
どんな関係性がいいでしょうか?
これは嫁姑問題だけに関わらず
人間関係を通しておすすめですが
どうなりたいのか、考えてみましょう。
そうすることで、そのためにどういう努力をすべきか
道が見えてくるかもしれません。
改善のコツ2:相手の立場に立つ
こじれたときに改善するために大事なコツは
「相手の立場に立つ」ことです。
そんなのは当たり前だ、と思われるかもしれません。
けれど、「嫁姑問題」は特に
あまりにも立場が違いすぎて
相手の気持ちを想像するのが
とても難しいんです。
人間関係においての原則NGは
「~するということは、~に違いない」
と、悪意を決めつけてしまうこと。
例えば、お姑さんから心無い言葉を受けた時
「こんなひどいことを言うなんて、私のことが嫌いに違いない」
と思ってしまうと、すべてが悪意に見えてしまいます。
けれど、少しだけ深呼吸をしてください。
そしてもし悪意がないなら、と想定して
「どうしてそんなことを言ったんだろう?」
と、相手の立場になってみましょう。
「こんなことも知らないなんて、若い子はだらしないわね」
と、お姑さんに言われたときにモヤっとしてしまうのは当然です。
けれど、もしかしたら
「自分が当たり前にできることをしないお嫁さん」に
お姑さんも不安に思ったり、
自分がしっかり言わないといつか恥をかくかもしれない
なんて心配してくれているのかもしれません。
嫌なことを言われたと思考停止をせず、相手の気持ちを想像し、理解することによって
お姑さんもまた、お嫁さんの事情を知らないかもしれないという想像ができます。
共働きだとどうしても平日に時間がなく
家事に時間を避けない、という事実をわかってもらえるかもしれません。
相手がこれを言うのはどうしてなのか、
なんの意味があるのか、自分に何を伝えたいのか。
冷静に、一拍置いて考えてみましょう。
もしかしたら突破口が見つかるかも?
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