贈与税とご祝儀の関係
ご祝儀は基本的に非課税ですが、まれに贈与税がかかるケースがあることも覚えておきましょう。ここでは、贈与税とご祝儀の関係を解説します。結婚を控えている方やすでにご祝儀を受け取った方は、ぜひ参考にしてみてください。
贈与税が適用される金額の基準
通常の贈与税は、基礎控除額である110万円以上が対象となります。しかし、ご祝儀は「結婚・子育て資金の一括贈与に係る贈与税の非課税制度」の対象となるため、基本的には非課税です。
とはいってもいくらまででも非課税で受け取れるわけではなく、結婚資金が非課税となるのは300万円までと定められています。また、受贈者は18歳以上50歳未満という決まりもあるので、当てはまらない場合は納税をしなくてはいけません。
親族や友人からの高額なご祝儀の扱い
ご祝儀だけでなく、挙式費用や披露宴費用を両親が支払ってくれた場合も贈与税は非課税となります。しかし、親族や友人から高額なご祝儀をもらった場合は、贈与税がかかるケースもあるので注意が必要です。
たとえば、1人から110万円を超える高額なご祝儀をもらうなど、常識の範疇を超える金額の場合は、贈与税がかかる場合もあります。相場を超える金額をいただいた場合は、課税されるかどうかを確かめておくと安心です。
節税のポイントとは?