実はかわいい広島弁05:ひっつきもっつき

見るからにかわいい方言「ひっつきもっつき」。これを標準語に変換すると「とても仲がいい」という意味になります。
標準語:あの家の兄弟はとても仲が良い
なお、この「ひっつきもっつき」は広島県だけでなく、岡山県で使われることもあります。キツいイメージを持たれがちな広島弁ですが、実はかわいい方言があることを知っていただけたのでは?と思います。
実はかわいい広島弁06:たいぎい
広島県を代表するかわいい方言と言えば「たいぎい」では?広島弁の「たいぎい」を標準語に変換すると「めんどくさい」や「おっくうな」などといった意味になります。また、この方言は単にめんどくさいだけでなく、「しんどい」や「だるい」といった意味も含まれています。
標準語:明日の仕事めんどくさい
地元広島県では、割とポピュラーに使われている方言なので、覚えておいて損は無し。また人によっては「たいぎい」が口癖になっている場合もあります。
実はかわいい広島弁07:みやすい

文字だけ見ると「見やすい」を頭に浮かべがちなこの言葉。標準語に変換すると「簡単」という意味になります。
標準語:今日のテスト簡単だったわ
なんかこのまま「見やすい」の意味で使ってもスルーしてしまうな!と思ったのは筆者だけではないはず。このように広島には標準語と同音なのに意味が異なる方言がちらほらありますので、あえて同音異義語を探してみるのも面白いかもしれませんね◎
実はかわいい広島弁08:しみる
続いてご紹介する「しみる」に関しても広島弁と標準語では異なる使い方をする言葉のひとつ。標準語だと「心に沁みる/水が染みる」など、何かが浸透する様子を伝えるときにこの「しみる」という言葉を使います。しかし広島弁の「しみる」を標準語に変換すると「凍結」という意味になります。
標準語:今日は道路が凍結しているね
先述した通り、広島弁には標準語との同音異義語がもりだくさん。ゆえに、広島県民は他県に出ると自分たちが当たり前のように使っていた言葉が他の意味で捉えられる、ということが多々あるようです。
実はかわいい広島弁を一挙ご紹介します◎