結婚資金:④新婚旅行
新婚夫婦の約7割が新婚旅行を実施、もしくは計画しており、
お土産代を除いた旅行費用の平均は29.6万円という結果です。
今後、社会活動が以前のように活発化することにともない、
新婚旅行先として海外の需要が再び増える可能性もあります。
その場合、国内旅行よりも多くの貯金を用意しておかなければなりません。
新婚旅行は行き先が国内・海外によっても費用が大きく異なりますし、
宿泊日数や宿泊先によっても変わります。
ですので、あくまでも参考程度に捉えておくとよいでしょう。
結婚資金:⑤新生活
新居が賃貸物件であれば、初期費用は家賃の4~5倍が相場です。
敷金が家賃の1~2ヵ月分、礼金も家賃の1~2ヵ月分、
別途家具や家電の購入費用も加わります。
家電や家具を新たに購入するとなると数十万円、引越し費用も考えると
100万円くらいは準備しておきたいものです。
はじめから戸建てやマンションを購入するのであれば、
頭金も準備しなければなりません。
頭金の相場は、物件価格の2割程度で、住宅ローンを利用する場合でも、
家具家電や火災保険、不動産業者へ支払う仲介費用などの諸経費がかかります。
結婚を機に新生活を始める場合は、引っ越し費用や新居の契約金、
家具家電の購入費などがかかります。
新居も、結婚前から同棲していてそのままそこに住み続ける場合や、
どちらかが住んでいる家に引っ越す場合などは、初期費用がかかりません。
結婚前にどのくらいの貯金が必要?
結婚にかかる費用には、さまざまな種類がありますが、
いずれも「必ず行わなくてはならない」というものではないため、
人による差が大きくあります。
結婚するときには、新生活の準備費用を合わせると
500万円以上のお金が必要になることがありますが、
早くに結婚する場合などは、この金額を全額貯蓄で用意するのは大変ですよね。
当面の間は、ご祝儀としてもらえる分を差し引きした
300万円程度を目標にするのがおすすめです。
結婚する予定の相手がいなくても、いつか結婚するかもしれないことを想定して、
相手が現れる前からコツコツと貯蓄しておくことも大切です。
貯蓄ができていれば、良い相手に巡り会ったときに
タイミングを逃さず結婚に進められますよ!
貯金のコツは?