貯⾦が難しい場合の対策

どれだけ家計簿を見直しても、人によっては結婚までに目標額を貯めるのが難しいケースもあります。
その場合は、「生活を切り詰めてまで貯金をする」というよりは、節約するポイントを見直して、節約できる場所を徹底して節約する。そして結婚費用そのものを抑えるための工夫をされることをおすすめします◎
節約できるポイントの⾒直し
毎日の生活のなかで、そこまで生活のクオリティを下げずに、節約できるポイントは次の通りです。
●食費 :外食→自炊(ランチはお弁当を持参)
●交通費:徒歩や自転車を活用
●被服費:セールやアウトレットを賢く活用
●保険料:契約をまとめて不要なオプションを削る
どうでしょう?このあたりだと無理することなくトライできるような気がしませんか?日々小さな節約を積み重ねることで、大きな節約に。その他、不要になった物は捨てる前に一度フリマアプリなどで売れないか考えるクセを付けるのも大切に。
自分にとっては「不要な物」も誰かにとっては宝物になる可能性もあります。女性の方であれば、使いかけの美容グッズや不要な化粧品テスター、買ったものの着なかった服などはフリマアプリで売れる可能性がありますので、ぜひ試してみてくださいね◎
結婚費⽤を抑えるアイデア
また貯金が難しい場合は、結婚費用そのものを抑えるという選択肢もあります。特に結婚式や新婚旅行はおふたりの選択次第では、ガッツリ費用を削ることもできます。
●結婚式場の格安プランを利用
●結婚式で使うアイテムを持ち込みにする
●海外挙式で結婚式と新婚旅行を兼ねる
いかがでしょうか?特にコロナ禍以降は、ゲスト一人ひとりとの時間を大切にするために、あえて少人数ウェディングを選択する花嫁さまも増えています。
例えば家族だけの結婚式にして、挙式後は披露宴ではなくレストランや料亭の個室で食事会に変更すると結婚式にかかる費用を節約することができます。
新婚旅行も歴史的な円安が続く今だからこそ、あえて海外旅行ではなく国内旅行を楽しむという選択肢もあります。北海道の温泉に行ってのんびり、沖縄で常夏の海を満喫、こんな過ごし方もとっても素敵だと思います♡
実際の貯⾦成功例

ここでは、実際の貯金成功例をご紹介します。1年以内に百万円単位の貯金をする場合は短期でガッツリプランを。結婚までにまだまだ日にち的な余裕がある場合は、長期間で計画的に貯金することをおすすめします。
短期間で貯⾦を達成したカップルの事例
夫:手取り60万円(月) 年俸制で賞与なし
妻:手取り35万円(月) 賞与年2回
※妻の賞与は年120万円
貯金額:
夫:月収の4割 / 妻:月収の2割+賞与の5割
夫:月24万円×12ヶ月=288万円
妻:月7万円×12ヶ月+60万円(賞与分)=144万円
合計:432万円
月の手取額が多い分、生活費そのものが高いこちらの夫婦。ハードワークをこなすなかでついつい外食に頼りがちだったものを3食自炊に変更。
またスマホを3大キャリアから格安SIMに変更することで目標額を達成できています。特に妻の趣味は美容で、結婚前はデパコス命でしたが、結婚を機にデパコスにこだわらず、自分の肌に合う化粧品を探すことをこだわった結果、美容代を節約するだけでなく、肌質改善にも成功しています。
⻑期間で計画的に貯めた場合のメリット
長期間で計画的に貯める一番のメリットは、「無理なく貯金ができる」ということが挙げられます。どうしても短期間でまとまった金額を貯めようと思うと、本人たちの収入によっては、節約のために日々の生活に大きな我慢を強いられてしまう可能性があります。
しかし長期間で計画的に貯める場合は、自分たちの収入に見合った方法&金額で無理なくお金を貯めることができるので、ストレスなく貯金に取り組めるはずです。
まとめ

以上、本日は婚約から新生活スタートまでに必要になるお金についてご紹介しました。
結婚が決まったときに「お金がない!」と慌てないためにも、将来に向けて、ぜひ今から貯金をスタートしてみてはいかがでしょうか?