みなさまこんにちは!
長野県ご当地ライターの★なごみ★です!
本日はとても魅力的な長野県の方言(信州弁)についての記事になっています。
皆様は長野県の方言の印象と聞くと、どう思われますか?うるさい、喧嘩っぽい、お年寄りみたいなどなど。若い長野県民は標準語に近い言葉を話しているので、あまり印象がないという方もいると思いますが、マイナスなイメージを抱いている方もいるのではないでしょうか?現に2021年の魅力度方言ランキングでは47都道府県中44位と下位にいます・・・。
この記事では、長野県の方言がなぜ評判が悪いのか?という理由と方言の特徴、方言の意味&例文も添えて紹介いたします!他県からきた花嫁さまはぜひ参考にしてください!
なぜ信州弁はイメージが悪いの?

信州弁は、単語の語頭が上がることが特徴です。標準語では「ぶ(→)どう」とアクセントが平坦ですが、信州弁だと「ぶ(↑)どう」と上がります。
このことによって、他県の方からは口調が強いと勘違いされやすくなってしまいます。
また、「~ねえ」や「~よお」と言った乱暴に感じてしまうことも関係しています。そのことが信州弁のイメージが悪い理由なのかなと思います!
信州弁が生まれたわけ

信州弁が生まれた理由は、隣接している県が関係しています。長野県は群馬・埼玉・新潟・富山・山梨・静岡・岐阜・愛知と8県と隣接しています!
そのため、北信エリア(長野市など)は新潟の方言、中信(松本市など)・南信(飯田市など)エリアは東海地方の方言、東信エリア(上田市など)は群馬の方言の影響を受けています。そこに長野県独自の方言も混ざって生まれたのが信州弁です❀
信州弁あるある
ここからは私や私の周りの人が実際に経験した信州弁あるあるを紹介いたします!長野県民の方は「あるある~」と共感したり、他県の方は「そうなんだ!」と思って読んでくれたら幸いです~
怒られたのかな?

まずは、私の母と祖母の会話を紹介します!このとき母は、結婚して南信から中信に越してきたばかりでした。
祖母「(母の荷物を見て)そんなに買ってきただ!?」
母「す、すいません・・・(やっぱり買いすぎだよね、怒られちゃった)」
これは祖母は特に怒っていたわけではありません。中信の方言の特徴として語尾が強くなってしまうことがあります。疑問形になると、ただでさえ強い語尾がさらに上がります。これが南信ののんびりした方言しか知らない母にはショックで、怒られたと感じてしまったそうです。
地域ごとに使っている方言も言い方も違うので、同じ県に住んでいても意味が分からなかったり、誤解されてしまったりすることが多々あります・・。
他県は言わないの?part1

これは私と他県民の友人との会話です❀
私「おいしかったね~、いただきました!」
友人「え?なにそれ?」
私「え?食べ終わったらいただきましたって言うでしょ?」
友人「言わないよ~」
私「(言わないの!?)」
長野県では食事後に「ごちそうさまでした」とは言わず、「いただきました」と言います。給食の時間はみんな必ずこう言っていたので、方言だと知ったときはかなり衝撃的でした!
他県は言わないの?part2
こちらも他県民の友人とのLINEでの会話です!
友人「え?どっち?」
私「?遊ぶしないって・・・」
友人「だからどっち?」
私「(これも方言なのか・・・!)」
これも信州弁で、「~するしない?」というものがあるので方言だとわからず使っていました。確かに標準語に直すとかなり面倒くさい言葉ですね・・・。
信州弁一覧+使い方!(1~50)