長崎 御朱印|和多都美神社(対馬市)
和多都美神社は、『延喜式』にも記載された由緒ある式内社で、平安時代(859年)に従五位上、さらに1381年には従一位の神階を授かった名社です。神話や伝説に惹かれる人が多く、自然豊かな環境が魅力的で、対馬島内はもとより全国からのお参りが後を絶ちません。
中でも壮観なのは、一直線に並ぶ5本の鳥居のうち2本が海中に立っている光景です。自然と調和したその姿は、まるで龍宮伝説の世界に迷い込んだような幻想的な雰囲気が味わえます。また、社殿背後には原生林と巨木が立ち並ぶ裏参道があり、森林浴とともに神聖さを感じられる散策が魅力的です。
御朱印デザインは王道のものから、龍やツシマヤマネコをモチーフにしたものまで幅広く用意されています。オンライン授与所も開設されていますので、遠方の方も楽しめます。
住所:長崎県対馬市豊玉町仁位字和宮55
受付時間:9:00~17:00
電話番号:0920-58-1488
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長崎 御朱印|若宮稲荷神社(長崎市)
若宮稲荷神社の創建は延宝元年(1673年)で、町役人・若杉喜三太が自邸に祀っていた稲荷大神を伊良林の地に移して創建されたのが始まりとされています。拝殿の横に立つ「坂本龍馬の像」は風頭公園の「坂本龍馬之像」の原型で、亀山社中の一層の発展を願って制作者山崎和國氏から寄贈された像です。その影響もあり龍馬ファン必見のスポットとしても有名です。
朱色の鳥居が約70基連なる長い石段の参道は、荘厳でフォトジェニックな空間です。また、全国的に珍しい四角柱の鳥居(方形鳥居)は特に必見です。
毎年10月14〜15日の例大祭で奉納される「竹ン芸」は無形民俗文化財にも指定されています。高さ約10mの青竹の上で行う空中芸が圧巻の迫力で、白狐の面をつけた若者たちによる演技も相まって観客を飽きさせることがありません。
住所:長崎県長崎市伊良林2-10-2
受付時間:要確認
電話番号:095-822-5270
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まとめ
長崎県でおすすめの御朱印を紹介してきましたが、いかがでしたか?
長崎には、美しい自然や街並みに溶け込む神社や寺院が多く、それぞれに趣ある御朱印が授与されています。伝統的な墨文字のものから、四季や祭りを描いた華やかなデザインまで幅広く、手にした瞬間に旅の余韻を形に残せるのが魅力です。長崎の御朱印巡りは、歴史に触れながら心を整える時間であり、大切な人と訪れる特別なひとときをさらに印象深いものにしてくれるでしょう。
本記事で紹介した8つの神社はいずれも地元民だけでなく全国から人気の場所ばかり。長崎を訪れた際は、ぜひ足を運んで、御朱印と神社の雰囲気を堪能してみてくださいね!