妊婦さんが量を制限したい飲料
食材と同様に妊婦さんが量を制限した方が良い飲料もございます。みなさまが普段日常的に摂取する飲料も量の調整が必要になってくる場合がありますので、是非一度ご確認ください*
1:カフェイン飲料
・ココア
・コーラ
・烏龍茶
・日本茶
・紅茶
カフェインの過剰摂取は、妊婦さんのイライラや不眠の原因になるだけでなく、お腹の中にいる赤ちゃんの発育不良を引き起こすリスクが報告されています。
但し、全く摂取してはいけない、というわけでもありませんので、どうしても摂取したい場合は1日カップ2杯程度を目安に摂取するようにしましょう*この時、不眠を引き起こさないためにも、摂取するタイミングにはご注意を!夜寝る前は避けるなど、工夫をすると良いでしょう◎
2:ハーブティー
・ハトムギ茶
ハーブティーは妊娠中でも楽しめるノンカフェイン飲料としてお馴染みです!しかし、全てのハーブティーが問題ないのか?と聞かれると、そうではなく、一部種類には「子宮収縮作用」などがあるため、妊娠中は避けた方が良い場合もあります*
そのため、ハーブティーを購入する際は、必ず注意書きを確認し、主治医に相談してから摂取するようにしましょう◎ハーブティーがお好きな方であれば、事前に摂取しても問題ないメーカーを確認しておくのもおすすめですよ!
妊娠時期別!食事の注意点*
最後に、妊娠の時期別に食事の注意点についてもお伝えします。ちょっとした食事のポイントに気を付け、母子ともに健やかな日々を過ごせるよう心掛けましょう◎
妊娠初期:食事の注意点
先述した通り、免疫力が低下しやすい時期なので、食材の生での摂取は控えましょう。赤ちゃんの成長が著しい時期でもありますので、神経管の発育に必要な葉酸をサプリメントなどで補うことをおすすめします*
また、この時期は妊婦さん自身も貧血になりやすい時期なので、貧血予防に鉄分をしっかりと補うように心掛けてくださいね!
妊娠中期:食事の注意点
妊娠中期も引き続き食材の生での摂取は控えましょう!またこの時期になると悪阻がおさまり、食欲が出てくる方も増えてきます。しかし、この時期食欲に任せて食べすぎてしまうと、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病を引き起こす可能性があるので気を付けましょう*
具体的には、塩分やカロリーの過剰摂取を控え、栄養バランスが取れた薄口の味付けを意識しましょう!くれぐれも油や調味料の使いすぎには気を付けてくださいね!
妊娠後期:食事の注意点
食事の量に気を付けないと一気に肥満になる時期に差し掛かります。肥満は、難産や病気のリスクを高めるので、初期・中期に引き続き、食材の生での摂取を控え、塩分・カロリーを抑えた食生活を心掛けましょう*
もし、食べすぎて太ったかも?と感じるようであれば、適度に身体を動かすのもおすすめですよ!朝夕にゆっくりとお散歩をすることで、運動になるだけでなく、ちょっとしたリフレッシュにもなるのでおすすめです◎
まとめ
以上、本日は妊娠中は食べたり飲んだりを「してはいけないもの」と「量の調整が必要なもの」をご紹介しました!この記事を参考に、母子ともに健やかに過ごせる食生活を心掛けていただければと思います*