妊娠糖尿病による妊娠への影響は?
妊娠中に妊娠糖尿病を発症すると、母体から直接栄養をもらって育つ胎児に関しても高血糖になり、さまざまな合併症が起こり得ます。
ここでは、妊娠糖尿病を発症することで母体に出る影響と胎児に出る影響についてお伝えします*
妊娠糖尿病による母体への影響
・帝王切開率の上昇
・肩甲難産
・網膜症・腎症の発症・悪化
妊娠糖尿病による胎児への影響
・形態異常
・巨大児
・心臓の肥大
・低血糖
・多血症
・電解質異常
・黄疸
・胎児死亡
妊娠糖尿病を発症すると、流産をしたり、胎児が出生前に死亡してしまったりなど、最悪の自体を招いてしまう恐れがあります。また、無事に生まれても形態異常や心臓の肥大などで胎児本人が苦しむ結果を招いてしまう可能性も考えられます!
妊娠糖尿病を発症することで、必ずこれら合併症を引き起こす…というわけではありませんが、リスクが高まるのは事実です。
妊娠糖尿病の診断方法と発症率