全てはホルモンバランスのせい!?妊娠中に精神不安定になる理由とは
お腹の中に新しい命が宿る…それはとても神秘的なこと。
たとえ予想外の妊娠であったとしても、次第に赤ちゃんの存在を愛おしく感じてくるという女性たちも少なくありません。
妊娠を機に女性の体は急ピッチで「赤ちゃんを育てる仕様」へと変化していきますが、その変化の大元となっているのは、ホルモンバランスの乱れ。
生理前になるとイライラしやすくなったり何でもないのに悲しくなったりする経験は、ホルモンバランスの乱れが原因と言われていて、多くの女性が経験することでもあります。
生理中でさえホルモンバランスに左右されるのですから、妊娠期間中はその何倍、何十倍もの変化が心身に現れるといっても過言ではなく、精神的に参ってしまう妊婦さんも珍しくないんですよ!
「マタニティーブルー」「産後うつ」などといった言葉が知られていることからも、妊娠期〜出産後にかけて、精神的に不安定になりやすいことがわかります。
先ほどご紹介した「夫に言われて傷ついた言葉」の中には、通常時でも気分を悪くしてしまうような言葉がたくさんありました。
しかし、ホルモンバランスが乱れて心身ともに過敏になっている妊婦にとって、夫から発せられる無神経な発言は、尖ったナイフのようにも感じられるのではないでしょうか?
いつもは気にかからない言葉にも傷付きやすくなるのが、妊娠中の女性によく見られる特徴です。
「なんか私、最近ずっと泣いたり怒ったりしているな」と感じるのであれば、それはきっと妊娠によってホルモンバランスの分泌が急激に変化したから。
妊娠期間中のイライラなどは永遠に続くものではないため、「今だけ」と割り切ってみることも必要かもしれません。
夫の一言で愛も冷める?いつまでもラブラブでいるためには
妊娠中は、夫のちょっとした一言にも敏感に反応しやすい時期です。
ホルモンバランスが関係していることを頭に入れつつ、夫からの言葉に傷ついてしまった際は、きちんと気持ちを伝えて話し合いの場を持つことが大切です。
そして、「産院が開催しているパパママ学級」などに夫とともに参加し、夫婦で妊娠への知識を高めることも効果的!
学級では「夫が米俵をお腹に巻きつけて妊婦体験をする」というアクティビティーを行っているところもあり、参加した男性からは「妊婦がこんなに大変だとは想像していなかった」「靴下すら自分で履けないことにびっくり」「もっと妻を労わろうと思った」など、さまざまな感想が聞かれます。
無神経な発言をしてしまう夫の中には「妊娠への理解度が低い」という人も少なくありませんので、ぜひ積極的に学級などへ足を運んでみられてはいかがでしょうか?