みなさまこんにちは♡
ライターのichikaです!
楽しかった結婚式やハネムーンが終わると、すぐにでも子供が欲しいな!と考えている人も多いですよね。
ところがいざ妊活をはじめてみたけれど、毎月毎月リセットばかり。
「なかなかできない」「なんで私だけ?」と悩んでいる人もいるはず。
私もそんな中のひとりでした。
現在はふたりの子供がいますが、2年間の妊活の中で、不妊治療と2度の流産を経験しています。
私が妊娠するまでの経緯や、不妊治療専門の病院への転院について、これから妊活をスタートする人や現在悩んでいる人の参考になるように、妊活体験談をお話しますね☆**
妊活を半年続けて
私は20代半ばで入籍して、入籍からちょうど1年後に式を挙げました。式が終わって「いつでも妊娠OK」と思い、基礎体温グラフをつけてタイミングを合わせたにも関わらず半年間リセット続き。
今なら、半年ならまだまだ焦ることないよ!と思えますが、私よりも後に結婚した友達たちが半年もたたずに妊娠していくのを見ていたので、「なんで私だけ?」という気持ちが強かったです*
タイミング法がスタート
基礎体温をつけている中で気になっていたのは、通常14日ある高温期が10日程度しかないこと。
そこで近所の産婦人科に相談に行きました。検査の結果特に大きな問題はなく、自然に妊娠できるだろうということで、病院からのタイミング法での指導がスタートしました♪
病院では基礎体温のグラフにプラスして、実際にエコーで卵の育ち具合を見て排卵日を予測してくれます。とっても頼もしいですよね☆**
その時には、これならすぐに妊娠できそう!と思っていました。
ところがなかなか妊娠できず、卵子を育てるための注射と女性ホルモンを補う薬での治療がはじまりました。
注射は筋肉注射で肩下に打つもので、すごく痛いんです!!
下手な人に打たれた時には鈍器で殴られたように頭が痛く、目の前に星が散るほどでした☆★☆
さらに排卵を促す排卵誘発剤の注射も加わり、病院に通い始めて半年が過ぎようとしていました。
これって本格的な不妊治療のはじまり??
私って実は不妊症??なんて不安に思いだした頃に、なんとはじめて妊娠することができたんです♡
はじめての妊娠もそして2度目も
はじめての妊娠がわかったのは妊娠検査薬で、遠方の実家にいるときでした。
実家では未来の赤ちゃんに思いをはせて、わくわくドキドキ♡**
もちろん、子宮外妊娠や流産の可能性もあるとはわかっていましたが、妊娠できた喜びが勝っていました。
戻ってすぐに治療のために通っていた産婦人科に行き、エコーで赤ちゃんが見られると思っていた私に、なんと先生から繋留流産の可能性が告げられました。
妊婦検診の妊婦さんに囲まれて待合室に座りながら、泣きながら親や旦那さんに電話をしたことを覚えています。
次の検診で7週での繋留流産が確定。手術で赤ちゃんの袋を取り除き、赤ちゃんが生まれるはずの病院で私は何をしてるんだろう?と悲しい気持ちになりました。
その後お休み期間を経て妊活を再開、3か月ほどで妊娠し心拍が確認できたにも関わらず、9週で繋留流産が確定、再度手術を行いました。
2度以上の流産は、赤ちゃんが育たない「不育症」の可能性もあるということで検査を受けましたがこちらも問題はありませんでした。
専門病院への転院
通っていた産婦人科は一般的な産婦人科でした。
特に不妊治療に特化していたわけではないこともあって、「漢方に力を入れた身体にもやさしい不妊治療の病院があるよ!」と知人にすすめられて、不妊治療専門の病院に転院することにしました。
そして専門病院での検査の結果異常が見つかり、流産防止のための薬による治療が開始されました。
妊活お休み期間を経て
薬はしっかりと続けていたものの、妊活を再開する気持ちにはなれませんでした。
赤ちゃんのことを考えたくない!という思いが強く、病院からの指導もお休みし、夏だったこともあって旦那さんとふたりで思う存分遊んでいました。
それこそ妊娠や子供がいたらできないことを思い切り楽しみました!そして秋を迎えるころ、生理が遅れていることに気づき検査したところ、3度目の妊娠がわかりました。
2年の妊活を経て念願の妊娠
2度の流産があったので妊婦検診は毎回恐怖!!
流産宣告のシーンが何度もよみがえります。
そんな私の心配をよそに赤ちゃんは元気いっぱい☆⁺*
流産予防の薬と注射はしていたものの、経過も順調でした。
母子手帳をもらうころには不妊治療の病院を卒業し、今まで通っていた近所の産婦人科に戻って、無事に出産することとができました!
不妊治療専門に転院してよかったこと
私は不妊治療専門の病院に転院したものの、妊娠は自然妊娠でした。
3度目の妊娠が順調だったのが流産予防の薬のおかげなのかはわかりませんが、それ以外にも不妊治療専門の病院への転院が転機になった!と感じていることがあります。
一般的な産婦人科から転院してよかったと思った点をまとめました。
丁寧なカウンセリングで安心できる
そこは県内でも有名な不妊治療の病院で、「私なんかが行っていいのかな?もっと大変な思いをしている人が行くところなんじゃないかな?」「お金がものすごくかかるのかな?」という思いがありました。
でも行ってみたら、さすが専門の病院!とても丁寧なカウンセリングで気持ちに寄り添い、金銭面も含め細かく相談にのってもらえたことで、なんとなくしかわかっていなかった不妊治療の段階や金銭面を知ることができてとても心強かったです。
治療がスムーズ
専門病院のため、治療用の部屋がいくつもあります。
私が通っていたところは有名なところだったので待ち時間も長いですが、良い意味で流れ作業だったので治療や診察時間は短く、とっても楽でした。
なにより注射をする看護師さんたちも、毎日何十人もの人を注射してるので慣れていて、苦痛だった筋肉注射が痛くないことに驚きました。
同じ状況の人が集まっている
産婦人科と違って待合い室に妊婦さんがいないことも、気持ちが楽になった要因でした。
一般の産婦人科の待合室はもちろん妊婦さんが多いです。自分ではそこまで気にしているつもりはなかったけれど、やっぱりどこかで比べては、ストレスを感じていたのかもしれません。
検査の基準値が高い
また、不妊の検査についても専門の病院の方が基準値が高く設定されているため、一般の産婦人科では異常なしとみなされたものも、治療の対象になりました。前の病院がダメ!ということではなく、不妊治療専門ならではの見解ということでした。
辛い思いをしたから自然とお休みできた
2度流産した直後は、入籍して3年ということもあり、まわりからは「子供まだいらないの?」「早く作りなよ!」とよくいわれた時期でした。中で辛かったのが「欲しい欲しいと思ってるとできないよ」という言葉でした。相手は「もっと気楽に」という意味で言ってくれているのはわかっていましたが、だからといって「子供はいらない」なんて思えるはずもなく、そうしたらこのままずっと子供はできないのかもなぁ*⁺*
なんて思っていました。
検索魔になっては落ち込み不安になり、周りの妊娠をねたんだり、うらやむ自分が本当に嫌いでした。妊娠できたのは図らずも妊活をお休みしていた時期。でも「子供はいらない」と思っていたわけではないです。
辛い時期があったからこそ心の底から自然に「休もう」という気持ちになれて、ちょうどそのタイミングだった、のだと思っています。
妊活中は「辛いのは自分だけ」なんて思っていましたが、実は周りにもたくさん妊活で悩んでいる人がいました。ただ、ひとりひとり程度が違うし、すごく繊細な話題だから孤立しがちですよね。
病院に行こうか?と悩んでいる人がいたら
私の体験談を参考にしてもらえたら、と思います♡**