気になる費用・手数料
ここでは住所変更の際にかかる費用について解説します。一見、どの車も同じ手数料だと思ってしまいますが、実は異なります。所有している車や希望するナンバープレートによって変わるため、該当する部分を確認しましょう。
【普通車】
・変更登録手数料:350円
・住民票:300円程度
・車庫証明書:2500円前後
【軽自動車】
・自動車検査証記入申込書・軽自動車税申告書:40円~100円
・住民票:300円程度
【ナンバープレート】
・通常ナンバー:1500円前後
・希望ナンバー:ペイント式:4000円-5500円 / 字光式:5000円-7000円 / 図柄ナンバー(寄付金なし):7100円-1万6000円 / 図柄ナンバー(寄付金あり):7100円-1万6000円+寄付金1000円以上
住所変更代行サービスも利用可能
住所変更の方法は分かっても、引っ越し前後は忙しく「手続きする時間がない」という人は少なくありません。なかには手続きに不安を感じる人や手間を省きたい人もいるでしょう。
そんな時は代行サービスの利用をオススメします。近くのディーラーや自動車販売店、自動車整備工場など、依頼することが可能です。
手続方法について時間をかけ調べる必要がなくなります。また、必要な書類を準備してもらえます。さらに自ら陸運局や軽自動車検査協会へ足を運ぶ必要もありません。
代行費用はかかりますが、確実に手続きしてもらえるため安心です。ただし、依頼者本人が準備しなければならない書類があるため、代行サービスの依頼先を訪問した際に確認しましょう。
※自分で住所変更も可能
もちろん自分で住所を変更することも可能です。代行費用がかからないため、手続きにかかるお金を抑えることができます。
ただし、陸運局や軽自動車検査協会へ自ら足を運ぶ必要があります。また、住所を移してから15日以内に手続きしなければなりません。一度スケジュールを確認してから、自分でできるかどうか判断するようにしましょう。
手続きをしないデメリット
引っ越し後、迅速に住所の変更を手続きを行わないと、思わぬ痛手を受けます。
その一つが「50万円以下の罰金」です。
実は、車検証は引っ越しから15日以内に住所変更手続きをすることが義務付けられています。もし住所変更しない場合、大金の支払いが命じられるのです。
この他にも「納税納付書が届かない」「自賠責保険が効かない」といったリスクを取らなければならないこともあります。これらを避けるためにも、引っ越ししたらできるだけ早めに手続きを済ませましょう。
続いては、「引っ越し時に忘れがちな住所変更書類」