引っ越し時に忘れがちな住所変更書類
ここでは車検証以外に住所変更が必要な書類について紹介します。どれも重要な書類ばかりですので、必ず確認しておきたいところです。では、一つずつ見ていきましょう。
【自動車保管場所証明書】
普通車の車検証に記載された住所を変更する場合、自動車保管場所証明書（以下、車庫証明）の提出が必要となります。そのため、陸運局へ行く前に車庫証明を取得しなければなりません。必要な書類は、以下の通りとなります。
・印鑑
・自動車保管場所証明申請書
・管場所標章交付申請書
・保管場所の所在図や配置図
・保管場所によっては、保管場所使用承諾証明書
・申請手数料と標章交付手数料
また、手数料は次の通りです。
・自動車保管場所証明書交付申請手数料：2000-2200円
・保管場所標章交付手数料（車に貼るステッカー）：500-550円
金額は地域により多少異なるため、事前によく確認しておきましょう。そして、書類と手数料が準備できたら、住所を管轄する警察署へ行き手続きします。
ちなみに車庫証明も車検証同様に転居から15日以内に手続きを完了させなければなりません。もし期限内に手続きを済ませられない場合、10万円以下の罰金が課されるため注意が必要です。
【運転免許証】
運転免許証の住所変更もしておきましょう。必要書類は、次の4点です。
・免許証
・新住所が記載された住民票や健康保険証など
・印鑑
・代理人と申請者が併記されている住民票・代理人の本人確認書類（代理人申請の場合）
手数料は一切かかりません。また申請場所ですが、住所を管轄する警察署または運転免許試験場となります。
《埼玉県の運転免許センター》
電話番号：048(543)2001
【自賠責保険】
実は自賠責保険の住所変更も重要です。車検証の情報と自賠責保険の住所が一致しないと、保険が効かないケースがあります。手続きを行わないと、金銭的な負担が増える可能性があるため、忘れずに手続きしましょう。住所変更に必要な書類は、以下のとおりです。
・保険契約者の本人確認書類
・自賠責保険証明書
・保険契約者の認印
・車検証やナンバープレートの変更を確認できる書類
提出書類は保険会社によって異なるため、手続きの前に確認しておくのがよいでしょう。ちなみに、住所変更に費用はかかりません。書類が準備できたら、郵送あるいは代理店窓口で手続きを行います。
【自動車保険（任意保険）】
自動車保険も住所変更しておきましょう。旧住所のままであると、保険の自動更新ができなかったり本人証明ができなかったりします。必要な書類は次の２点です。
・契約している保険の代理店や営業支店を通して書類に記入・捺印
・新しい車検証のコピー
ただし、保険会社によって他の書類を求められることがあるため、事前に問い合わせみてください。なお、手数料はかかりません。
まとめ
この記事では、埼玉へ引っ越した際の車検証の住所変更手続きについて解説しました。必要な書類や申請場所などをもう一度確認しておきましょう。円滑に手続きを進められるため、引っ越し作業やその他の手続きなどにも多くの時間を割くことができるようになるでしょう。今回の住所変更の手続きを通して、パートナーとコミュニケーションをたくさん図れるため、二人の距離をさらに縮める良い機会になるはずです。
ぜひ今回紹介した記事を参考に、スムーズに手続きを進めてみてください！
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