おせちの具材には一つ一つに意味がある!
おせちに使用されている具材にはそれぞれに意味があること知っていますか?
具材に込められた意味まで考えておせちを食べている人は少ないですよね。
今年からは具材一つ一つの意味を理解して、よりおせちを味わいましょう!
かまぼこ
紅白のかまぼこは、おめでたさを象徴する食材です。
また、古くから赤色は魔除けや慶事、白色は神聖さや浄化の意味をもつといわれています。
初日の出をイメージして切られた半月型がお正月にふさわしく、彩りを添えてくれます。
伊達巻
伊達巻の形は、勉学に用いられていた巻物に似ていることから学業成就の願いが込められています。
また、丸い形は「角がない」ことから夫婦円満にも繋がるとされているそうです。
さらに、鮮やかな黄色は豊穣の意味から子孫繁栄の縁起を担ぐ料理とも言われています。
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栗きんとん
鮮やかな黄色が黄金や小判に見立てられる栗きんとん。
金運アップを願う縁起の良い料理です。
また、栗きんとんに使われる栗は、武家社会で戦いに勝つチャンスを高めるために重宝されたとも言われており、勝負ごとに勝てるようにと縁起を担ぐ食材としても古くから食べられています。
黒豆
「マメ」という言葉には、健康・丈夫という意味があります。
元気に過ごせるように、という願いをこめて黒豆が食べられるようになったとされています。
また、「マメ」には一生懸命という意味もあり、勤勉に働いたり勉強したりできるように、という願いも込められているそうです。
紅白なます
色合いがお祝いで使用する水引きに見立てられるとからお祝いの意味が込められています。
また、根菜を用いることから、「根を張りますように」という願いも込められていると言われています。
酢の物のため、さっぱりとすることから口直しとしての役割もあります。
では、静岡のおせちは何が違うの?