「家族書」は絶対に必要か?
結納の際に家族書が必ず必要というわけではありません。
お付き合いが長く、お互いの家族構成などは既に知っている、という場合は、
事前に打ち合わせをして家族書と親族書を省略しても問題はありません。
用意する場合は、書く内容や様式についても両家で合わせて決めておきます。
もし用意するのであれば、シンプルに名前と続柄だけにするか、
住所も載せるかどうか、また載せるならどこまで載せるかなど、
両家で統一することが望ましいです。
毛筆かWORDなどパソコンでつくった文章にするかも、
両家で事前に話し合っておくようにしましょう。
毛筆なら「奉書紙」という上質の和紙を用いるのが正式ですが、
パソコンで作成する場合は印刷に適した少し厚みのある紙を用いる場合もあります。
また、万年筆で和便箋に手書きというケースなどもありいろいろですので、
両家で話し合って形式も揃えましょう◎
「家族書」の書き方
「家族書」には二親等以内の親族の名前、
本人との続柄を書くのが一般的です。
本人から見て、一親等と二親等は次の人たちです。
・一親等:父・母
・二親等:祖父・祖母・兄・姉・弟・妹・兄弟姉妹の配偶者
「家族書」または「家族」と最初に書き、
次に住所・家族の順に縦書きで書きます。
「家族書」の包み方