「家族書」を作成するにあたり事前確認しておくこと
「家族書」を作成にあたりいくつか確認しておくことがあるので、
詳しく見ていきたいと思います。
「家族書」両家で内容をそろえる
シンプルに名前と続柄だけにするか、住所も載せるかどうか、
また載せるならどこまで載せるかなど、両家で統一することが望ましいです。
家族書には住所・年齢・職業などは基本は書きませんが、
稀に年齢や学歴、職業などを載せるケースもありますので、
どこまで載せるかも、お互いの親に相談し、
両家で同じ内容にすることが大切です。
「家族書」は「これからのお付き合い、どうぞよろしくお願います。」という挨拶の意で
作成されていますが、そもそも婚約前から両家の仲が良かった場合には、
省略されることが多いです。
家族書や親族書の取り交わしは、どちらかが希望し
どちらかが希望しないということもあるそうです。
結納や顔合わせと同様に「家族書」や「親族書」の取り交わしについても
両家ともに折り合いがつくよう、おふたりの親の意見を聞いて決めるのがいいでしょう。
「家族書」の形式
出典:釣書.jp
どのような形式で書くのか、記載する項目を合わせるようにしましょう。
毛筆かWORDなどパソコンでつくった文章にするかも、
両家で事前に話し合っておくようにしましょう◎
毛筆なら「奉書紙」という上質の和紙を用いるのが正式ですが、
パソコンで作成する場合は印刷に適した少し厚みのある紙を用いる場合もあります。
また、万年筆で和便箋に手書きというケースなどもありいろいろですので、
両家で話し合って形式は揃えるようにしましょう。
ちなみに「筆字は苦手だし、パソコンもちょっと自信がない。」という人は
結納専門店などに代わりに書いてもらう“筆耕”をお願いすることもできます。
まとめ
今回は、「家族書」について見てきました。
地域や家庭によっても結納や家族書などへの考えが異なることがありますので、
気持ちよく結納や両家顔合わせを終えるためにも、
事前に確認が必要なことは、必ず行い不備や失礼のないように
準備を行うようにしましょう◎