30代女性の妊娠率と流産率
高齢妊娠について理解を深めたところで、続いて30代女性の妊娠率と流産率についてもご紹介します。
それぞれの確率を知ることが妊活スタートへの第一歩。現状を正しく理解した上で、パートナーとともに家族計画を立てることが大切です◎
30代女性の妊娠率
30代女性の流産率
30代後半は妊娠率が低下し、流産率が上昇
妊娠率・流産率ともに個人差はあるものの、総じて30代後半になると妊娠率が低下し、流産率が上昇します。つまり、これは20代や30代前半と比較して「子どもを授かりにくい」ということを示します。
この統計データからも分かるように、30代の妊活はスピード感も大切になります。子どもを望むのであれば、一日でも早く妊活に取り組まれることをおすすめします◎
30代の妊活の進め方
年齢関係なく妊活をスタートするのであれば、まずは私生活の見直しからスタート。ここでは妊活をはじめるにあたり、妊娠率を少しでも上げるために、見直したい生活習慣をお伝えします◎
男女共通編:生活習慣の見直しポイント
01:禁煙する
男女ともに喫煙は妊娠率を低減させる行為のひとつ。女性の場合、喫煙をすることで卵子の質低下に影響します。また男性の場合は喫煙をすることで精子の運動率を低下させます。
これらの理由により、現在タバコを吸っている方は禁煙することが妊活のスタートとなります。自分一人では禁煙が難しい方は、禁煙外来の利用なども視野に入れて◎
02:ストレスをコントロールする
ストレスは万病の元。妊活にとっても大敵です。もちろんストレスは無いに越したことはありませんが、現代社会で生きていく上で全くストレスを感じることなく生活するのは、難しいものだと思います。
だからこそ、大切になるのがストレスをコントロールする力。自身のストレスに気が付いた時に何か「発散する方法」を持っているだけでもストレスが身体に与える影響は変わってきます。
30代の妊活の進め方