病院受診のタイミング
20代のカップルと比較すると、どうしても妊活に使える時間が限られている30代のカップル。可能であれば妊活開始と同時に婦人科の受診をおすすめします。病院できちんと不妊の原因となる病気(子宮内膜症、子宮筋腫、無精子症など)が無いかを検査してもらうことで、もし病気が見付かった際も早い段階で適切な治療を受けることができます◎
どうしても病院に行くことに抵抗感がある方は、一年以上、避妊具なしでの性交渉を行っても子どもを授かれない場合、不妊外来の受診を受けて。自分たちでも気が付いていない不妊の原因が見付かるかもしれません。
年齢よりもリミットが短いこともあります。
実際に筆者の周りにも妊活をはじめるにあたり、婦人科の検査を受けたところ【低AMH】と診断された方も。低AMHとは実年齢に対し、残された卵子の量が少ない症状のことを言います。つまり、残された時間が同年代の方よりも少ないことを示します。
友人の場合、実年齢は28歳であったにも関わらず、卵子の残数は42歳相当。妊活ができる期間も限られているため、すぐにでも不妊治療・体外受精をするよう進められていました。その後友人は二年に渡り不妊治療をして子どもを授かることができましたが、まさか自分が不妊治療をするとは思ってもみなかったようです。
このように20代だから大丈夫!まだ30代だし!と思っていても、検査をしてみると意外にも自分に残された時間は少なかったというケースもあります。だからこそ、30代の妊活ではまずは自分の身体を知るという意味でも妊活開始と同時に病院に受診されることをおすすめします◎
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