皆さん、こんにちは。ご当地ライターのyuttiです♢
今回のテーマは、《福島のご祝儀事情》。
社会人になると、職場の先輩や友人の結婚式にお呼ばれしてご祝儀を渡したり、自分が結婚式をしてご祝儀をいただいたりと、お金の出入りする機会が多くなりますよね。一度きりのことではないので、基本的なマナーは心得ておきたいもの。お金に関することは、その後の相手との関係にも影響が出てきてしまうこともあります。「知らなかった…。」なんて、後悔はしたくないですよね。社会人として素敵なレディになれるように、ここでご祝儀を中心としたお金事情を知っておきましょう!
□お呼ばれ編□
①『結婚式』
職場の先輩・友人ともに包む金額は、30,000円。
しかし、自分が職場の中で役職のある上司の場合、50,000円を包むこともあります。
お祝いごとでお金を包む時には、<割り切れない金額は縁起が良い>と言われているので、金額を決める時には奇数を選びましょう!とは言っても、やっぱり10,000円では少なすぎるし、50,000円では多すぎる感じがします。基本的に30,000円と覚えておいて、間違いはないかと思います。
ちなみに、お呼ばれした結婚式にどうしても出席できない時があるかもしれません。そんな時は、結婚式当日を迎える前に、お料理代などを差し引いた金額の10,000円をお祝いとして渡すと、マナーがしっかりできていて感心されちゃうかも♪
②『出産祝い』(おまけ)
職場の先輩・友人ともに包む金額は、5,000円。
社会人のマナーとして、産休に入っている方は、出産すると職場の上司に報告をします。筆者の職場では、〔無事に赤ちゃんが生まれた。〕というお知らせが来たら、〔入院中の予定を確認して面会に行き、お祝いを渡す〕という方法をとっていました。また、友人の場合も同様です*
「退院してから実家などにお邪魔するのは負担をかけてしまう。」「生まれてきた赤ちゃんの顔を早く見たい。」と入院中に面会に行ったり、「入院中は出産直後なので遠慮した方がいい。」と退院後に会いに行ったりと、2通りの方法があると思います。相手に都合を確認して、状況に応じて決めるのが良いかもしれませんね◎
また、お金だけではなく物をプレゼントするのも良いですよ♪プレゼントでオススメなのは、おむつやスタイなど。最近では、おむつケーキも人気みたいですね!
〔お金にしようか〕〔プレゼントにしようか〕〔お金とプレゼントにしようか〕迷ってしまうかもしれませんが、一番大切なのは気持ちです*「何をプレゼントしたら喜んでもらえるかな?」と想像して、気持ちを込めたお祝いをしてくださいね。
③『ピン札と新札の違い』
一般的に、<お祝いごと(慶事)=折り目のないお札><お悔みごと(弔事)=折り目のあるお札>ということは、なんとなく聞いたことがあるかもしれません。ですが、<折り目のないお札>と一言で言っても、お祝いごとで用意するべきお札は、時々レジなどでもらえるただのピン札ではないんです!皆さんは、知っていましたか?
・ピン札…折り目のないキレイなお札(汚れている場合もあります。)
・新札…銀行で発行した未使用の新券
お祝いごとで用意するべきお札は、実は<新券>に当たるお札。そうなると、ご祝儀を準備する時に一番手間がかかるのは、やっぱり新札を用意することですよね。「平日は仕事があるから、銀行に行けないなあ。」「忙しいのに、ちょっと面倒くさいなあ。」と思ってしまうかもしれません。
ですが、実際に結婚式をしてみると、ほとんどのゲストはしっかり新札を包んできてくれるもの!筆者が結婚式をした時には、全員が新札を用意してくれていました。「忙しい中、自分のために用意してくれたんだ。」と思うと、それだけでも気持ちが伝わってきますよね。これからお金を包む予定がある方は、ぜひ新札を用意していただきたいと思います。
□招待編□
④『結婚式って?』
最初に、〔結婚式〕と聞いて、皆さんはどんなイメージをしますか?何気なく使っている〔結婚式〕という言葉ですが、大きく分けて2つの意味があります。
・挙式…結婚することを誓うもの
・披露宴…ゲストを招いて、結婚したことをお披露目するもの
ハッキリとした区別を付けずに、なんとなく使っていませんでしたか?曖昧な使い方をしている方が多い〔結婚式〕という言葉。これを機に意味を理解しながら、使っていけたらいいですね。
また、〔挙式〕〔披露宴〕と言っても最近は色々な形があるので、一概に言えないのが実際のところ。ぜひ、自分たちに合った結婚式の形を見つけてください♪
⑤『挙式の種類・披露宴の種類』(おまけ)
・挙式…人前式、教会式(キリスト教式)、神前式、仏前式
・披露宴…一般的なご祝儀を包むものから会費制のパーティまで
皆さんはどんな挙式に憧れていますか?筆者は、ドラマのように牧師さんのいるところで挙式をすることに、小さい頃からなんとなく憧れていました*
実際に、夫婦二人だけでフランスに行き牧師さんのいる教会で挙式をしましたが、ゲストのいない挙式にちょっとだけ寂しさを感じてしまったという思い出があります。個人的には、ホッとできる場所で大切な人たちに囲まれて結婚式をすることが一番幸せを実感できたと、披露宴をした時に思いました◎
挙式・披露宴については、両家の両親の希望がある場合もあるので、よく話し合いながら進めていくことが必要ですよ!
⑥『ゲスト一人当たりにかかる金額』※一般的な披露宴をした場合
・飲料(フリードリンク・ウェルカムドリンク・乾杯酒)…約4,500円
・料理…約10,000円~20,000円
・引出物(引出物・口取り・引菓子・バッグ)…約5,000円~約10,000円
・プチギフト…約300円~約500円
合計すると、ゲスト一人当たりに約20,000円以上かかることになります。そして、[いただいた金額]-[ゲストにかかる金額]は、[ゲスト以外にかかる費用]に充てることができます。こうやって金額を見てみると、ご祝儀として包む金額が30,000円なのも分かりますよね。〔ここにはお金をかけたい〕〔ここは工夫して金額を抑えよう〕など、夫婦で相談しながら、こだわりたいポイントを見つけていきましょう◎
いかがでしたか?
ご祝儀問題は、大人になると避けられないこと。ですが、大切な人の嬉しい出来事に立ち会う機会が増えるということでもありますよね。そう考えると、とても幸せなことです◎お祝いの気持ちを表す1つの方法として、〔お呼ばれした側〕も〔招待した側〕も気持ちのいい金額を包めたらいいですね♪
もちろん都道府県という大きな区切りではなく、市町村などによってもマナーに違いがあることがあります。特に職場では、〔こういう時には、いくら包む〕という金額がだいたい決まっていたりします。事前に先輩や同僚に確認して、周りの方と合わせるようにすると安心です◎
また、友人のお呼ばれの際には同じくお呼ばれした方に聞いて、金額を統一するのも良いと思います。そうすることで、お互いの結婚式で気を遣う必要がなくなりますよ。一番は、自分だけで判断するのではなく、周りに相談しながら決めることをオススメします。
この記事を読んでくださった皆さんが、素敵なレディとして更に一歩前進できていたら嬉しいです*