親族紹介はだれが取り仕切る?
出典:photo AC
一般的な親族紹介のやり方として覚えておきたいのは、
「代表者形式」もしくは「自己紹介形式」とされるスタイルです。
<代表者形式>
両家の代表者として、お互いの父親が
自分側の親族を紹介するのが一般的です。
新郎新婦の父親が代表者となるのが一般的ですが、
母親や長兄、叔父などが代表者となっても問題ありません。
代表者形式は、比較的スムーズに進行しやすいのがメリット。
新郎や新婦の父など代表者が、
父の○○、母の△△、祖父、祖母、叔父、叔母…
というようにそれぞれの続柄や名前を伝えます。
代表者だけが話すことになるため、
高齢の親族がいる場合にも負担を減らしながら
テンポよく紹介できるのが魅力です。
一方で、普段接点の少ない親族も続柄や名前を
正確に伝える必要があることから、
間違えがないよう事前に確認し、
メモなどにまとめていく必要があります◎
<自己紹介形式>
一人ひとりが自分で新郎または新婦の
続柄と名前を紹介するスタイルです。
こちらの形式であれば代表者が事前に準備する必要がなくなり、
仮に当日まで親族紹介のことを忘れていたとしても
その場でさっと紹介へ移ることができるでしょう。
一方でどうしても代表者形式に比べ時間がかかりやすく、
時間が押しているときには困ってしまうかもしれません。
親族の中には自己紹介形式を嫌がる方や、
お身体の具合で挨拶が難しい方もいるかもしれませんので
十分な配慮が必要です。
親がうまく進める自信がない場合は、
会場スタッフに頼む方法も。
その場合は、前もって出席者のフルネームと
新郎新婦との間柄を記したメモを渡し、
座り順と照らし合わせて間違いのないよう
進行してもらいましょう。
親族紹介の流れ