香典
香典は、お通夜か葬儀(告別式)の
いずれか参列時に持参します。
香典袋の表書きは、
故人あるいは喪家の宗教に合わせて書きます。
何らかの事情で宗教の確認ができなかった場合、
「御霊前」であればどんな宗教でも大丈夫です。
仏式
香典の表書きは
「御香典」か「御香料」です。
「御仏前」「御佛前」は
49日以降の法要の際に使うものなので、
注意してください。
キリスト教式
表書きはプロテスタントは「御花料」、
カトリックは「御ミサ料」。
蓮の花が描かれた香典袋は
仏式で使うものなので、
キリスト教式では使わないでください。
神式
表書きは「御玉串料」「御榊料」で、
こちらも蓮の花の絵の香典袋は使えません。
相手の宗派に合わせられるのであれば、
合わせた方が良いと思いますが、
正しい方法が分からずに迷った場合には、
焼香1回、線香1本で良いでしょう。
お釈迦様は、人が亡くなったときは
一心不乱に祈る意味で
焼香1回が正しいと言っています。
配偶者の親族や親戚の葬式も全て参列するべき?
個人としては、ほとんど関わりが
ないことが多いかと思います。
葬儀への参列はあなたが決めるものでなく、
配偶者や親に相談して
判断を行った方が良いでしょう。
葬儀は人生最後のお別れの式なので、
冠婚葬祭の中で最も大切にされています。
配偶者やその親の意向を尊重しましょう◎
通夜は遅刻OK、葬儀は遅刻NG
仕事の都合などで通夜の開始時間に
遅刻しそうなこともあるでしょう。
通夜は昔から「突然のこと」なので、
30分から1時間程度の遅刻は許されます。
それよりも遅くなると、
通夜の儀式が終わり、
通夜ぶるまいだけ
参加することになる恐れがあります。
到着時刻が分かった時点で
通夜が行われる会館などに連絡し、
参列が可能かどうかを尋ねましょう◎
「突然のこと」である通夜に対し、
葬儀は可能な限り
遅刻しないようにしましょう。
遠方からの参列などで
どうしても遅刻してしまうようなときは、
あらかじめ喪主に伝えておきましょう。
妊娠中や子ども連れで出席する場合