【福島のしきたり】福島・会津に嫁いだ花嫁様へ~会津のお盆って何をすべき? - DRESSY (ドレシー)|ウェディングドレスの魔法に_byプラコレ

【福島のしきたり】福島・会津に嫁いだ花嫁様へ~会津のお盆って何をすべき?

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嫁いで初めて迎えるお盆。自分の育った地域と違い、彼の実家の風習に戸惑うもの。 嫁いだ先の風習はなかなか馴染みも無く、どうしたらよいものか・・・ 知らないままではデキる嫁になれません。 義母に聞くにも、意味を知らないまま聞いても見当つかなくて、分からないもの。 会津に嫁いできた花嫁さまに、風習をご紹介します!!

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みなさま、こんにちは☆
ご当地ライターのmakiです。

連日の報道で、みなさまも疲れが出ていませんか?
毎日、見えない恐怖です。
神経質になりすぎて疲れますね。
みんなで一緒に乗り越えましょ☆

さて、今回は彼の実家で、
初めてのお盆を迎える花嫁様も多いのでは?
初めての事でどうしたらいいのか・・・
作法は・・・?いくら包むものなの?料理?
土地によって違いがあります。

一番はその土地の年長者に尋ねること。
でも、少しも知識がないままでは聞いても
一体何を話しているのか分かりませんよね。
そこで、今回は、会津に嫁いで初めての花嫁さまへ、
仏教を中心に風習をご紹介します。

 

お盆ってなあに?

お盆とは・・・
日本で夏季に行われる亡くなった先祖を祀ることで、
新盆同様、仏様が家に帰ってくることです。

地域の場所によっては7月に新盆や旧暦などで
行うこともありますが、
会津は8月の新暦の盆で構いません。
2020年のお盆期間はこちら
●迎え火(盆入り) 8月13日
●中日      8月14日
●送り火(盆明け) 8月16日
2020年は8月15日が土曜日、16日が日曜日なので、
この土日に客人が多いことが考えられますから、
飲み物・お茶菓子・料理などを
少し多めに用意しておくといいですね☆

8月に入ったら、
上記のお盆期間を意識して計画的に準備しましょう。

・お坊さんへのお経の依頼
・お布施の準備
・お墓の掃除
・家の仏壇の掃除・提灯などお盆準備
・お供えするものの準備(花・お線香・果物・菓子など)
・迎え火・送り火の準備
・仏様が乗ってくるキュウリやナスのお馬さん(精霊馬)の用意
・お客様のお迎えの準備(お茶菓子・食事・飲み物など)

準備することばかりが多いので、忘れないように気を付けてくださいね。

 

会津のお盆は?(お伺い)

まず、会津と中通り・浜通りの違いは・・・お墓参り!

会津はお盆にはお墓参りしますが、
お彼岸にはお墓参りしません!
私は不思議で仕方ないのです。
お盆はご先祖様(仏様)が家に帰ってきて
空になったお墓にお参りしているのです。

ただ会津で育った私は、
当たり前のように中日に≪空のお墓参り≫に行くのです。

他の地域はお盆もお彼岸もお墓参りしますけどね⋆

よく考えると、お盆の入りからすでに
仏様はもう家に帰ってきているのです・・・

会津の冬は深くて長いからでしょうか?
3月はまだまだ、雪の中だからか??
今だ不思議なのですが、
お盆にはお墓参り・お彼岸は
お家にお線香焚きに行っています☆
(その家庭での習慣もありますから、
必ずしもではありませんので注意してくださいね)

服装

相手のお宅に伺う際も喪服を着ていく必要はありません。
真夏の暑い時期なので、
お盆に法要のお使いをいただき
訪問する等でなければ派手な服装を避ければ平服でOKです。

しかし、新盆のお宅に行く場合には、
喪服を着ていった方がベストです。

女性は、ご親戚の新盆のお宅などで、
お相手が忙しそうなら
「私でできることがあれば、何かお手伝いしましょうか?」と声をかけ、
サッと黒のシンプルなエプロンも
用意してお伺いすると好感度アップ♡

親戚のお宅でおばちゃまに、
「若いのにしっかりしてるわね~」と言われちゃうカモ!

これから親戚の集まり事で顔を合わせることも
多いでしょうから、印象はよくしておきたいですよね⋆
しかし、お相手の台所にずかずか入っていくことを
好まない方もいますので、
お相手の性格に合わせてくださいね。

この見極めは難しいとことです。
2.3度お伺いして断られたり、
最初に聞いた時の顔色で嫌がっていると
分かればしつこく言いません。

長いされることが嫌がる方もいますし、
他にもお客様の出入りで忙しそうなら
サッと引きあげる配慮も必要ですし、難しいですね・・・

彼(旦那様)にお相手の性格をしっかり聞くことも大切!!!

なかなか会わない親戚の場合には、
これが初対面や、結婚式以降初めての場合もありますから、
NGワードなども知っておくといいですね。

旦那さん方は、「たぶん・・・?」なんて
曖昧な事を言わないで下さい☆

 

いくら包む?

会津は仏事ごとに気張りません。
(気負わない=いっぱい・がんばりすぎない)

『ご仏前』として、2000円か3000円を包みます
(表書きは宗派によって変わりますのでご注意を!)

菓子折りでも、黒熨斗で同程度のもので大丈夫。
もともと、新盆でもない限り、お返しが無いので、
それほど包まず、お互いに気を使わない程度の金額なのだと思います。

これは年長者から私が聞いた事です。
私は今のところ、お盆は菓子折りもしくは、
ご仏前でこの金額でお伺いしますが、不都合はないです☆

何をお供えするか迷っているなら、ご進物用のお線香も喜ばれます。

出典:通販ページより

生ものは夏場で痛みますし、お客さんの出入りで甘いお菓子も沢山集まっていますしね

 

会津のお盆は?(迎える側)

本家など、迎える側はどうでしょう?
8月13日から、親戚の方がどんどんお線香焚きにいらっしゃいます。
初めて顔を合わせる親戚もいるかもしれません。
どうせなら、「いいお嫁さんだね」と言われたい!

迎える側は、喪服を着る必要はありません。
新盆などで法要する場合には、
その時間に喪服を着ることもありますが、
その後は、お客様の出入りで動きますから、
黒のシンプルな動きやすい服装に着替えた方が楽です。

浄土真宗では、お墓参りや読経などは他の宗派と変わらず行いますが、
迎え火・送り火や精霊迎え・精霊流し・精霊馬
(きゅうりやナスで作るお馬さん)は必要ないとされています。

精霊棚や精霊馬の用意も作る必要がないといわれています。
特に会津では盆棚を作る家庭は少ないです。
お家にある仏壇のままでOK!

宗派によっては、お盆用に小さな紙のお札のようなものを授与されます。
それを仏壇に飾り、お墓参りに行ったときにお墓に飾ります。
金額は約500円。
お盆に合わせ法要するならば、お布施以外に、
塔婆代で3000円程度です。

*最近は熊など野生動物の出没が多く、
お墓に供物をお供えしません。
持って行ってその場で食べてきます。
(昔からお墓から持って帰ることはタブーとされていますので、
その場で食べきる量だけ持って行きお供えする事が好ましいです)
お盆が終わったら、お供えされた花や
線香の燃えカスなどを全て引き上げお掃除します。

お客様が来て、お昼・晩御飯時に重なったときは、
簡単でいいので、お食事をおススメすることが好ましいです!

痛まないような生ものを避けて、オードブルを用意し、
「食べて下さい!」と言うでもいいし、
簡単にそうめんなどを茹でて、お出ししてもいいですね**

そして、お盆の嫁の仕事は・・・
天ぷら!!!
なぜか知りませんが、天ぷら揚げが忙しい~
ナス・サツマイモ・カボチャ・ピーマンなど、野菜が多いです。

そして、変わり種が・・・
『饅頭』
会津ではお饅頭を天ぷらにして食べます。
醬油を付け食べると、甘じょっぱい不思議な味ですが、
不味くはないですよ~
諸説あるようですが、
「仏事などでお供えし、固くなってしまったお饅頭を
おいしく食べるための庶民の知恵」と言われていますが、
100年前から食べられていて歴史は長いとか。
お菓子屋さんでも販売しているほどの人気です☆

出典:おいしさづくり 日乃屋 公式ホームページ

また、『こづゆ』と言う郷土料理を作る家庭が多いです。
こづゆとは、ホタテの貝柱で出汁をとるお吸い物です。
不祝儀ではきくらげを、ご祝儀では紅白の麩をいれます。
いまは簡単なキットもありますが、各家庭で味が違うので、
会津にお嫁に行ったらその家の味に近づけるよう、
年長者に習っておくといいですね。

出典:「会津のこづゆ」JAあいづ若松女性部 お手軽レシピで作る

ここでワンポイント

現在はお車で来る方がほとんどです。
それでも、「よろしければ、いっぱいどうぞ」
お声がけは必要です。
でも、お車ですから断る方が大半です。
その時は、お帰りの時に「帰ったら飲んでください」と
缶ビールでもいいので2・3本位
お渡ししてあげるのが好感度アップ!!!

これは、実際私が新盆で迎える側になったときに、
年長者から頂いたアドバイスです。
飲まない方にお渡ししたところ、喜ばれました。

やはり、年長者は親戚が集まるということは〈
お酒を飲む〉なんだと思います。
新盆で同じようなことがあったとき、
お土産を用意しないご家庭も中にはありましたが、
やはり行った方は物足りないというのか
「用意していないの?」と思われるようで、
「ビールでも持たせればいいのに」「なんで聞いて準備しないのかな」
とよく思われてなかったです・・・

 

迎える側(お返し編)

会津は前記の通り、気張りませんから、
お返しは基本ありません。
これは、ギフトプラザの方も言っていました。
でも、時間を割いて来ていただいた気持ちに、
小さなお返しを用意しておくことをおススメします。
金額は1000円程度の物でよいです。
石鹸ギフトや、タオルの詰め合わせなど、
荷物にならないものを選ぶ方が多いそうです。
お返しの表書きは『御志』でよいそうです。

ここでワンポイント

中通り・浜通りは会津と違い、気張ります
沢山包んで、手土産も頂いて、お返しが1000円程度では、
仕方ないですよね・・・
毎年来ていただく方であれば、ご両親様に確認して、
事前に包んでいただいた分の半返しになる物を
用意しておくこともできます。
でも、全く意識外の方もいるかもしれません。
そのときは、後日、来ていただいた事への
お礼状とともにお送りするのが丁寧ですね。

また、遠い親戚などでは、お盆だから・・・と、
持参せず、他に行く方に預けてくる事もあります。

その場合、預かった方で「これではお返しにならない!」
と言われることも・・・
私は、その場合には「お返し代わりに買ってもらってもいいですか~」
と半返し程度にお金を預けてお願いしました。
預かって来てくれた方の顔も潰せないし、
他の地域ではちゃんと返し物がある所もあるので、
預かって持ってきてくれた場合には
「お返しどうしたらいい?」と相談して決めました☆

〇前記の缶ビールの件〇゜

「お茶の代わりに・・・」
「お返しと言うほどではないのですが、
わざわざありがとうございます」と
缶ビールの6本入りパックと1000円程度のお返し物で
組み合わせて渡してもいいそうですよ。

 

新盆ってなぁに?

人が亡くなってから初めて迎えるお盆のことを
「新盆(にいぼん)」又は「初盆(はつぼん)」と呼びます。

会津では「新盆(にいぼん)(あらぼん)」と呼んでいます。
故人が仏になって初めて家に里帰りするということです。
故人や仏様の里帰りですから、
仏様へのおもてなしもしっかりしてあげたいですよね。

初盆を迎える家では身内や親しい方を招いて
僧侶にお経をあげてもらい盛大に供養します。
(最近ではお坊さんも各家庭を回らず、
お寺で新盆の家庭を呼んでお経をあげることも多いようです)
お経(棚経)がすんだら料理やお茶菓子などでもてなし、お布施を渡します。

新盆の場合にも、会津はやはり気張りません。
親戚それぞれで、提灯などをお供えしますが、
会津では、あまり見られません。

出典:仏壇屋 滝田商店

*今はネットで新盆セットとして簡単に購入できて便利です**

故人に近い順に提灯を準備するところもありますが、
最近では場所も取るので簡略されつつあるようです。
新盆の時も「屋敷の人が盆提灯を準備して
玄関に飾ればいいですよ~」と言われました。

新盆であれば白の提灯を玄関に飾ります。(仏間の所もあります)
提灯は仏様が『迷わずに帰って来るように・・・』の意味があるそうです。

なお、新盆用の提灯などはその時しか使わないので、
お盆が終わったら、お寺に納め供養していただくのがベストです。

場合によっては、新盆には、
ご近所(昔なら五人組というものがあります)の女性陣が
手伝いに来てくれたりしますから、
まずはニコニコ笑顔でハキハキと
「分からない事ばかりなので教えてください!」と
素直に甘えてしまいましょう。

「これやって~」「足りないから買ってきて」
近所のおばちゃん達が教えてくれるので、
私はもう甘えて、言われるがままに動いていました。

立場的にお客様ではないので、「次は何しましょうか・・・?」と
ご両親やおばちゃんに聞いて回るのが一番だと強く思いました。

おばちゃん達だから、結構ズバズバ言われますが、
何をしていいのかも分からなかったので、
何もせずに居て「お客様じゃないんだから!」と
言われるよりはよかったです。
やはり、地域柄でしょうか、隣近所との付き合いが深いです。
確かに、面倒・煩わしい所も少々あることは事実ですが、
昔ながらの風習、向こうも時間を割いて来てくれているという
感謝の気持ちで対応しましょう∔

 

さいごに・・・

さて、簡単にお盆の風習を紹介しましたが、いかがでしょうか?
そんなに変わらなかったでしょうか?

冠婚葬祭は地域性が特に出るところで、
分からない事ばかりです。
郷に入りては・・・と言われても、
自分が育った地域と違うことが多すぎて、
見当もつかず、どうしてよいのかわかりませんよね。

でも、仏事は、『分からない方が幸せ』と
言われたことがあります。
知っているということは、
それだけ不祝儀を経験している証拠だそうです。
プレ花嫁様や卒花のみなさんの年代では、
分からなくて当然!

お布施の金額もいくら包むべきなのか
悩むところだと思います。
「不躾ですが、こういう場合にはおいくらご用意すべきでしょうか?」
と聞いてしまうのも☆
私は聞いてしまいました。

でも、お寺の和尚さんも、
「分からないときは素直に聞いてください。
聞いてもらう方がいいですよ」
変に包んで足りなかったなんてより、よかったと思いました。

義理父母や年長者へ聞きながら、できる嫁目指し、
ご先祖様をお迎えし、家族で楽しいお盆を過ごしてくださいね。
お盆休みで帰省するご家庭も多いと思います。
家族が集まる機会を作ってくれた、
先祖様がつないでくれる縁です☆
みなさんが居るのも、大切な家族が増えていくことも、
ご先祖様があったからこそ。
感謝の気持ちでお迎えしてくださいね。

*上記の記載全てが必ずしもこうでなければいけない!
ということではありませんので、各宗派や家庭によって違いもありますので、
ご注意ください!!

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