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みなさまこんにちは、栃木県ご当地ライターのKana.です。最近は、テレビに出演している栃木出身の芸能人の方が、栃木弁を使用しているのを耳にする方も多いのではないでしょうか。
特に「〜さ」や「〜だっぺ」など、語尾に癖のある表現が印象的に残っているでしょう。実は、そのような栃木特有の語尾のイントネーションは、密かに人気を集めています♡語尾だけではなく、きゅんとする方言や面白い方言も、見逃せません!
それでは、住みたい街ランキングの上位にも選ばれるほどの魅力ある栃木の方言を、例文とともに解説しますので最後まで見ていってさ〜♡
全国47都道府県を一気見!『方言 まとめ』
栃木弁の特徴を押さえておこう♡
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栃木弁は、東関東方言と西関東方言の二種類あります。主に栃木弁は、東関東方言の一種と言われ、茨城弁や福島弁の方言もこれらに属します。東関東方言は、福島弁と共通するイントネーションやフレーズが多く、よく耳にする方言ですね♡
西関東方言では、足利市や佐野市の一部で「足利弁」が使用されています。足利弁は、群馬県の一部地域を含む方言であり、東京都と同じアクセント式ですよ*ちなみに、足利弁は「両毛弁」とも呼びます。
アクセントの特徴
日本語には高低アクセントがあるように、栃木弁は平坦なアクセントなしの特徴ある方言です。例えば、「雨」と「飴」、「橋」と「箸」のように、すべて同じアクセントで話すため、違いがわからず意味を理解するのも大変でしょう。
実際に、同じ発音のものを音読してみるとアクセントの重要さが分かりましたね……。
語尾を上げるイントネーションの特徴
語尾を上げるイントネーションは、栃木弁の最大の特徴のひとつです。栃木弁では、疑問系でなくても語尾に「?」をつけた話し方になるため、「ん?」と聞き返される方も少なくないはず。そのため、イントネーションに気をつけていても、癖でなかなか直らない方もいます。
会話をするときは、注意して聞いてみてくださいね。
語尾を伸ばす特徴
テレビに出演している芸能人の方は、「〜だっぺよ」「〜さ」などの語尾を伸ばす話し方をしていますね。語尾を伸ばすのも、栃木特有の方言に入ります。語尾を伸ばす話し方は、親しみやすく、独特なことから、可愛い方言と話題になっています。
3つの栃木弁の特徴を紹介しましたが、ほかにも「い」と「え」の表現の仕方に区別がない、急に「濁点」へ変化する栃木弁も存在します。
栃木弁だと言われて気づく「よく使われる方言」