令和6年3月1日まで婚姻届を提出する際に必要だった戸籍謄本。言葉そのものは知っていても、その詳細まではご存知でない方も多くいらっしゃることと思います。またよく一緒くたにされがちな証明書に戸籍抄本がありますが、これらの違いはどこにあるのでしょうか?そんなみなさまの疑問にお答えします。
本日はそもそも戸籍謄本とは?といった基本的な情報をはじめ、内容や取り寄せ方、また戸籍抄本との違いについてもご説明します。これから入籍予定がある方は要チェックですよ◎
まずは戸籍についてチェック◎
戸籍謄本についてご説明する前にまずは【戸籍】についておさらいをしましょう。そもそも戸籍とは人の出生から死亡に至るまでの親族関係を登録公証するためのもの◎
戸籍には本籍地や筆頭者、戸籍事項、戸籍に記載されている方の名前、生年月日、父母の氏名と続柄、身分事項(婚姻状況)などの個人情報が記載されています。
戸籍謄本とは?
一方で戸籍謄本とは、先にご紹介した戸籍の内容が全て記された証明書のことを言います。なお正式名称は「戸籍全部事項証明書」。婚姻届提出の際には必ず必要になる証明書なので必ず覚えておきましょう◎
「戸籍謄本」と「戸籍抄本」の違いも覚えておきましょう!
戸籍謄本と一緒くたにされがちな証明書と言えば、戸籍抄本ですが、これら証明書にはどんな違いがあるのでしょうか?その答えは、証明書に記載される情報の範囲が異なります◎
戸籍抄本・・・必要な人の分のみ
このように戸籍謄本には同じ戸籍に属する親族の情報全てが記載されているのに対し、戸籍抄本ではその中から必要な人の情報のみを写し、証明書を発行します。
同じ戸籍に属する親族の情報が全て記載されているのが戸籍謄本。以前は夫婦それぞれが各一通ずつ戸籍謄本を用意する必要があったので、用意を忘れていた!なんてことも..
令和6年3月1日から戸籍謄本が不要に