あなたは「マミーブレイン」?チェックリスト
マミーブレインになると以下のような症状が現れます。
自身に当てはまるか、チェックしてみてくださいね。
□人の話をすぐに理解できない
□物事を覚えられない
□読解力が低下する
□何をしようとしていたのか忘れる
□頻繁に物をなくす
□忘れ物が増える
□複数の仕事を同時に行えない
□仕事でミスが増える
当てはまる項目はありましたか?
マミーブレインになると、日常生活に支障をきたすことも少なくありません。
会話中に「あれ」や「これ」などと言って、固有名詞がすぐに出てこない…というのもよくある症状です。
仕事に復帰した方では、マルチタスクをこなせない、産前よりもミスが増えたと感じることもあるかもしれません。
マミーブレインは、一時的な症状とはいえども、ママにとっては育児や仕事などに対して自信をなくしてしまう大きな要因にもなりますよね。
気になる方は、あらかじめ周りの方に相談しておくのも良いかもしれませんね。
筆者の友人の経験談
筆者の友人はまさにマミーブレインといった経験をしたそう。
それは産後数ヶ月のタイミングで上の子の面談が入った時のこと。
下の子の体調が優れず、義理の母(おばあちゃん)に下の子を預ける手配までしたのにも関わらず、当日面談のこと自体を忘れてしまったのだそう..!
保育園からの連絡でハッとなった時にはすでに時間をすぎていて、自分の物忘れのひどさにがっかりしたのだそう..!
普段なら予定自体を忘れるなんてこと絶対ないのに..というそんなまさかの物忘れこそマミーブレインの仕業かもしれません..!
他にも、ママ友の間でよく話に上がるのは「今何をしようとしていたかを忘れる」現象。
何かを取りに行ったはずの部屋で何を取りにきたのかをすっかり忘れ、行ったり来たり..
そんなちょっと笑える話もマミーブレインの仕業かもしれません。
「マミーブレイン」の原因は?
妊娠中、ママの脳は約5%減少してしまうことが判明しています。
その脳の萎縮が「マミーブレイン」の原因の一つとも言われています。
萎縮は約6か月程度で元に戻ると言われていますが、
戻るまでの期間が集中力や記憶力の低下を
感じる期間かもしれません。
それに加えて、命懸けの出産後すぐに始まる育児、
体力が戻りきっていない体で2~3時間おきの授乳、
そして夜泣き対応…などに追われて、
睡眠不足、疲労なども重なるのも原因の一つだそうです。
妊娠中に多く分泌されていたエストロゲン(卵胞ホルモン)と
プロゲステロン(黄体ホルモン)は、
出産を終えると急激に減少し、
ほぼゼロの状態になります。
これらの影響により、精神的にも身体的にも
さまざまな負担が母親に加わってしまうことが、
「マミーブレイン」を引き起こす原因となっています。
出産を終えると、体を休める暇もなく
これまでとは違った生活が始まるため、
睡眠不足に陥ることがほとんどでしょう。
まだ昼夜のリズムがない赤ちゃんを育てるため、
どうしても細切れ睡眠になってしまいます。
1時間も続けて寝られない日々もあるかもしれません。
睡眠不足は集中力や注意力の低下を招くため、
「マミーブレイン」が生じると考えられます。
また、産後すぐは満足な睡眠を取れず、
休むことも難しいため疲労がたまってしまいます。
妊娠出産に伴ってホルモンバランスが
大きく変化する影響も大きいでしょう。
いつまで続く?