長崎弁の基本情報
日本で最も島が多く、複雑な地形を持つ長崎県。鎖国時代も唯一開国していた長崎県では、古くから諸外国との交流が頻繁に行われていました。そのため、多様な地方の言葉の影響を受け、今の長崎弁が確立されています。
また、各エリアそれぞれの方言文化が発達したため、同じ長崎県内であっても北部、中南部、島原半島、壱岐、対馬、五島とでは若干話す方言が異なります◎
●中南部方言
●対馬方言
●壱岐方言
●五島方言
長崎県内で主に使われる方言はこの五つ。しかし、その棲み分けは若干曖昧で、なおかつ他県の方だと聞き分けができないのも事実。そのため、この五つのまとめて【長崎弁】と呼んでいます。
長崎弁の方言の特徴
とにかく「サ行」の発音が独特な長崎弁。さっそく、標準語との違いをご覧ください!
●し → し
●す → しゅ
●せ → しぇ
●そ → しょ
標準語だと、なんだか子どもが使う言葉のようで、愛らしい長崎弁。サ行の発音に関しては長崎県外ではなかなか使わない発音なので、聞き慣れない方は驚くかもしれません◎
しかし、一度聞き慣れてしまえば、違和感なく聞き取れるのでご安心を!むしろ長崎弁のあまりのかわいらしさに、思わず真似したくなっちゃうかも!?
長崎弁は「語尾」がかわいいんです◎