奈良弁:独特の表現編
ここでは、さらにクセの強い!?奈良弁をご紹介します◎最初知らずに聞くと「何を話しているのか分からない」だなんてことも、あるかもしれませんね!
07:「ほーせき」
みなさま突然ですが、「冷蔵庫にほーせきあるで」この言葉の意味が分かりますか?この言葉を標準語におきかえると「冷蔵庫にお菓子あるよ」。ということでこの言葉が持つ意味は「お菓子」なんです◎
何も知らないままで聞くと、「どうして冷蔵庫に宝石があるの?それを教えてどうするの?」と思いがちなこちらの方言。奈良県に足を運ぶと急に聞く機会が増える言葉なので、要チェックです。
08:「ちょこぼる」
どう聞いても「チョコボール」でしかない奈良の方言「ちょこぼる」ですが、この方言は決してお菓子のチョコボールを上手く発音できていないわけではありません・・・!
ちょこぼるを標準語に直すと「その場にしゃがむ・かがむ」ことを言います。日常的に聞く機会は少ない方言ですが、聞くとクスッと笑えそうですね◎
09:「もむない」
意味を知らないと、絶対に解読できない奈良弁「もむない」。これを標準語に直すと「美味しくない」という意味になります◎
関西エリアでも、美味しくないことをもむないと表現するのは奈良県のみ!奈良県内の飲食店で「もむない」と話す人が居れば、その人は間違いなく生粋の奈良県民であることをお約束します♡
10:「おとろしい」
例えば「明日の仕事はおとろしい」などと聞くと、一般的には一体どんなブラック企業で働いているの!?などと驚かれてしまいそうなこちらの方言ですが、実は標準語に直すと「面倒・億劫だ」という意味。
要は仕事が怖いのではなく、ただただ面倒なだけなのでご安心を。奈良弁のおとろしいを使うと、なぜか仕事に対する面倒な気持ちがより強く伝わってくるなあと感じたのは筆者だけではないはずです◎
11:「たばる」
標準語で「お供え物を下げる」の意味を持つ「たばる」は、まさに奈良弁ならではの表現。たばるという言葉がお供え物を下げるという意味に繋がるとは、なかなか想像が付きませんよね!
神社仏閣はもちろん、自宅などでも使われる機械が多い「たばる」という方言。奈良県ではかなりスタンダードな言葉なので、覚えておいて損はありませんよ◎
12:「ぺちゃこい」
標準語で「平たい」を意味する「ぺちゃこい」は、奈良弁を代表するかわいらしい方言のひとつ◎
例えば、伏せている犬を見て「あの犬ぺちゃこくなってる」などと使います。ぺっちゃんこから来るぺちゃこい。イントネーションのかわいさがピカイチなので、同棲でも使っている人を見ると心がときめきそうです♡
奈良弁:思わず胸キュンフレーズ5選