奈良弁の特徴
ここでは、奈良弁ならではの特徴をご紹介します。奈良弁ならではのかわいらしい話し方に思わず「きゅん」とするはずです◎
奈良弁の特徴①語尾が「やよ」「やん」
奈良弁では、語尾が「やん」「よん」など、柔らかい表現になるといった特徴が挙げられます。
●お菓子だよ→お菓子やよ
このような形に変換されます。いかがでしょうか?語尾を奈良弁にするだけで、言葉にぐっと柔らかさがでますよね◎
このほかにも、「みー」や「やす」などの語尾が使われることも。例えば「あのね」が「あのみー」など。これらは全て関西エリアの中でも奈良県ならではの言い回し。関西弁は語尾にその土地ならではの方言が使われていることが多く、意識して聞いてみると違いに気付けるかもしれません!
奈良弁の特徴②「ざ行」が「だ行」になる
また、奈良弁には「ざ行」が「だ行」になるといった特徴も挙げられます。例えば、「ぞうきん」が「どうきん」など。はじめて聞く人からすると少し驚かれるかもしれませんが、聞き慣れるとどこか愛らしい印象に!
但し、「ざ行」が「だ行」になる方言は、若い世代の型よりも年配の型に多く見受けられます◎
奈良弁の特徴③アクセントは標準語!?
主に奈良県の南部では、関西弁よりも標準語に近いアクセントで話す方もいらっしゃいます。
特に十津川村の人々の言葉のアクセントはほぼ標準語。これは周囲を山に囲まれた十津川村は、他の地域の言葉の影響を受けにくかったため標準語に近いアクセントになった、と考えられています。
奈良弁:頻発編