こんにちは!
青森県花嫁ライターのnobi-nonです**
彼にプロポーズされたことを両親に伝えたら「結納や顔合わせはどうするの?」と言われるプレ花嫁さんは多いはず。
だけど「結納って何?どんなことするの?顔合わせとの違いは?」と頭にはてなマークがいっぱい浮かびますよね。
さらに南部地方は【決め酒(きめざけ)】という席を設けることもあり、ますます複雑に…。
今回は、リクルートが、2019年4月から5月にかけてプレ花嫁さんと卒花嫁さんに行った結婚にまつわるアンケート調査の結果をもとに、青森県の結納や顔合わせ事情をご紹介します♩
自分の親やパートナーの家族に失礼のないよう、事前にしっかり準備をしましょうね!
結納と顔合わせの違いってなに?
結婚が決まったら、お互いの両親が会って挨拶をするもの**
だけど結納と顔合わせの違いっていまいちよくわかりませんよね。
まずはそれぞれの席の内容についてご紹介します♪
結納は婚約のしたことを確約する日本の伝統儀式
結婚の約束、すなわち婚約はカップル2人だけで決めても、証拠がなく不確かなもの。
結納は、そんな不確かな婚約を、家と家が結納品や結納金を取り交わすことで確約する儀式のことです♡*
正式な結納では仲人(なこうど)という間に立つ人を決めて、仲人が両家の間を往復して結納品のやりとりを行います。
しかし最近は仲人を立てない略式結納(りゃくしきゆいのう)が主流です**
基本的にお嫁に来てもらう男性側が結納の席を準備することがほとんどですが、彼にお婿に来てもらう場合は女性側が席を用意するんですよ!
顔合わせは両家が一堂に会して挨拶をする席
一方、顔合わせは両家の家族を紹介しあう場。
結納に比べてカジュアルで、特に決まった形式はありません♪
最近は食事の席を設けて顔合わせ食事会を開くのが一般的❀**
セレモニー感を出したい場合は、顔合わせの席で彼から婚約指輪をプレゼントしてもらうなど工夫をするカップルも。
青森県で結納のローカルルールとは?
出典:きものセンターで結納の相談をするならこちらをcheck*
伝統行事にはその地方地方でローカルルールがあるもの。
結納にも、ローカルルールが存在します。
ローカルルールは「どれが正解!」というものではありません。しかし、どちらかの家庭がローカルルールに重きを置いている場合、そこから外れるとわだかまりが残ることも…。
だから事前にローカルルールを知っておいて、それに準じた形で結納を行うと安心です♡
例えば結納品の数。
全国各地で結納は行われていますが、地域によって結納品は3品、5品、7品、9品とばらつきがあります。
青森での結納では、結納品は5~9品の奇数の個数が一般的✿**一方、結納品を用意せず、結納金のみ用意したというカップルも。
また、結納金の金額も地域によってばらつきが。
北海道では半数以上の新郎新婦さんが結納金100万円未満だったのに対し、青森県の新郎新婦さんの場合は100~150万円の結納金を用意したケースが約7割を占めました。
この2点は特に抑えておいてほしいポイントです。
可能であれば、自分と彼のご両親の意見を聞き、すり合わせをしておくと安心ですよ♩**
青森県で結納を交わす新郎新婦は14.6%!
出典:きざん三沢の結納・顔合わせプランはこちらをcheck*
アンケートの結果によると、青森県のプレ花嫁さん、卒花嫁さんのうち、結納を行ったのは14.6%とのこと。
ほとんどのカップルは結納を行ってない現状があります。
とはいえ、ご両親が「子供の人生の節目だから、結納をやりたい!」と考えていることもあるはず。
ですから、両家のご両親とよく話し合って、結納の席を設けるか決めてくださいね。
ちなみに、「結納をやらない」となったとしても、断り方によっては角がたつことも。
原則として、結納を準備する側(あなたがお嫁に行くなら男性側、彼がお婿に来てくれるなら女性側)が結納を断るのは、失礼にあたるとされています。
だから、あなたがお嫁に行くのに「彼の両親が結納はやらないと言っている」とあなたのご両親に伝えてしまうと、あなたのご両親は怒ったりショックを受けたりする可能性が…!!
結納をやらないことになったとしても、「私たちが結納はいらないと思っている」というように、自分たちで決めたという内容で伝えるようにすると、比較的ご両親の了承も得やすくなりますよ♩*
もしどちらか一方が「結納したい」と考えているなら、結納をやったほうがわだかまりが残らず済むでしょう♬
結納を交わさない場合でも顔合わせは必須!
青森県では結納を交わすカップルは少なくなっています。
しかし顔合わせの席を設けたカップルは95.8%!!(結納と顔合わせの両方やったカップルを含んでいます。)
やはり結婚前に両親が一度会っておくというのが常識と言ってよいでしょう❀**
彼のご両親と直接お話しすることで、あなたのご両親も安心して結婚を認めることができますよ♡**
青森県の結納や顔合わせ食事会はホテルまたは料亭で
結納や顔合わせ食事会はお互いの家で行われることもありますが、青森県の場合はホテルや料亭で行っていることがほとんど。
ホテルや料亭はたくさんのカップルの結納や顔合わせ食事会を引き受けているので、大まかな部分はおまかせしてしまえるので安心です◎◎
会場によっては、結納品も一緒に用意してくれる【結納プラン】を設けているところも。
結納品は数が多く、そろえるだけでも一仕事。そんな大変さを結納プランならまるごと代行してもらえます♪
結婚式を検討している会場で結納や顔合わせをするとみんな安心
彼との結婚が決まって、「結婚式をどこで挙げようかな?」と下見を始めているカップルも多いのでは?♡*
もし結婚式場の目星がついているなら、候補の結婚式場で結納や顔合わせ食事会をするのもおすすめ♡♡
最近は結婚式場を新郎新婦で検討することが多いですが、ご両親は「その会場ってどんなところなの?」「ゲストに失礼がないようにしたいけど、スタッフさんは安心できるような人なの?」と密かに不安を感じていることも。
そんなご両親の不安を払拭するために、「結婚式を挙げたい!」と思っている会場で結納や顔合わせ食事会をして、ご両親にも結婚式場の様子を見てもらうといいでしょう♩**
ただし、彼と2人で勝手に結納や顔合わせ食事会、結婚式の会場や日取りを決めるのはNG!!
決めてから事後報告ではなく、「ここにしたいんだけど、どう?」「日程はいつがいいかな?」とご両親の要望も聞いてあげてくださいね。
南部地方で行われることが多い【決め酒】とは??
南部地方では、結納や顔合わせ食事会の前に【決め酒(きめざけ)】という席を設ける習慣が!
決め酒は、男性側が女性側のお家に一升瓶のお酒を持って訪れ、お酒を酌み交わしながら結納や顔合わせ食事会の日取りや場所について話し合う席のこと⁂**
一升瓶のお酒には、「一生(一升)添い遂げる」という意味がかけられています。
決め酒は元々ご両親同士だけで行い、新郎新婦は特別立ち会う必要はないとされていますが、都合があうなら立ち会っても問題ありません♪
最近は決め酒を行わないことも増えてきましたが、ご両親の考えによっては「やった方がいい」となるケースもあります。柔軟に対応しましょう♩
青森で結納するのは少数派。でも顔合わせはしましょう!
出典:アップルパレスの顔合わせができるレストランはこちらをcheck*
青森県では結納を行わないケースが増えています。
しかしご両親にとって、結婚は大事な子どもが巣立つ機会。伝統に則って、きちんと物事をすすめたいという考えになるのは自然なことでしょう。
だから、ご両親が「結納をやりたい」と考えている場合は、むげにせず、ぜひ前向きに検討してくださいね♩
一方、顔合わせ食事会はほとんどのカップルが結婚前に行っていました。
双方の家族が一度顔を合わせておくと、今後のお付き合いも安心ですね♡♡
青森県で結納や顔合わせをする場合、ホテルや料亭で行われることがほとんど。
結婚式を検討している会場で行うと、ご両親も会場やスタッフさんのこともわかってほっとしますよ⁂
結納や顔合わせは、結婚につながる大切な機会。
みんながハッピーになれるように、十分に話し合ってすすめていきましょう♡