結婚式での「新郎父による両家代表挨拶(謝辞)」は、ゲストへの感謝を伝える大切な役割です。
本記事では、挨拶の基本構成や注意点、避けたいNGワード、さらにそのまま使える例文までをまとめました。感動と礼儀を両立したスピーチで、両家の門出を温かく締めくくりましょう。
基礎知識:「新郎父の挨拶(両家代表挨拶)」とは?
新郎の父の挨拶(謝辞)とは、両家の代表として披露宴で述べる挨拶のことをいいます。一般的には披露宴の終盤に行われることが多く、新郎新婦から両親への記念品贈呈のあとに行われることがほとんど。
新郎の父の挨拶の内容としては、メインは「列席者へのお礼」の言葉となっており、両家を代表してゲストの方に感謝の気持ちを伝える、というと分かりやすいかもしれませんね◎
もちろん、新郎の父に限らず、母親や親族、花嫁側の父が述べることもありますが、最もポピュラーなスタイルだと、新郎の父の役目となることが多いようです!
新郎父が挨拶をする際の”心構え”
新郎父が挨拶をする上で忘れてはいけない心構え、それはあくまであなた自身は両家の親族を代表し、”招いた側”として行う挨拶であるという認識です!
招いた側(新郎新婦と親族)に対し、招かれた側というのはそれ以外の全てのゲストのことを言います。
すなわち、新郎父の挨拶は”親族以外の招待客に向かって行う挨拶”なので、自分の個人的な思いや家族の話ばかりをするのはマナー違反!
ゲストの方にとっては興味のカケラもない話を延々と聞かされたことにより、最悪の締めくくりになった・・・という話もちょくちょく聞きますので注意をしたいところです…!
自分の子の結婚式に気持ちが高ぶってしまうというその気持ちも分かります。ただ、結婚式の場は自分の子供だけでなく、お相手の親戚や両家で招待しているゲストの皆さまがいる場所。
ご自身が「親族の代表者」として挨拶をするということを肝に銘じて、臨みましょう◎
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