これから結婚して、今まで住んでいた街を離れて福岡で新婚生活を…。
きっと不安に思うこともあると思います。
大切な彼氏と暮らすことを考えると幸せにも思うけれど、
その反面、両親や仲の良かった友人と離れることを思うと、
少し寂しくも感じられるのではないでしょうか?
生活の環境が大きく変わってしまうのではないか?
という不安も少しはあることと思います。
旦那さまや両親や友人の前では
強がってみせるのだけれど、一人になればその不安に
押しつぶされそうになったりしていませんか?
いわゆる「マリッジブルー」というものですね。
でもそれはとても自然なこと。
福岡という街を知らないからこそ不安にもなるんですよね。
福岡のことをある程度知っていれば
そんな風に不安になるということは
きっとなくなります!
というわけで、今回は福岡の結婚の風習や人柄
について紹介したいと思います。
福岡の結婚に関わる風習
全国的に、結婚式の費用が今はリーズナブルに
なったこともあるせいか、
その土地の行事や習わしを結納から
キチンと行うカップルは割と多いものです。
福岡ならではの行事や習わしとはどんなものなのでしょう。
ここで、興味深い風習について紹介してみたいと思います♪
福岡の結納とは?
最近では結納の代わりに、
両家の顔合わせのために食事会のみ
という場合もあるようですが、やはり
きちんと結納をするという家もあります。
婿方の両親と仲人夫妻と本人が
嫁方へ結納品を持っていくというのが
福岡の習わしです。
このときには、アワビを干して長くしたものや、
純白無垢の扇子、小袖料(結納金を包んだもの)、
するめ、こんぶ、お酒、鯛や鰹節などが
結納品として嫁方に贈られます。
御知家(おちや)
結納の際には、福岡の独特の習わしで、
「お茶」を贈呈する風習もあります。
なぜお茶?と思われるかもしれませんが、
これにはきちんと理由があります。
お茶を贈る理由は、
お茶の木の特徴と夫婦となるふたりに
なぞられているんです。
理由①
お茶の木は種をまいて育てるものです。
しかし、お茶の木は一度は植え替えることが
できるのですが、二度目の植え替えは根付きません。
このお茶の木の特徴から
「貞女は二夫にまみえず(貞女は両夫に見えず」
という教えになぞられているんです。
理由②
染物をするときにお茶を使うと
染まるスピードを早めることができます。
このことから、結婚の際にお茶を贈ることで、
相手の家風に早く染まれるようにと
願いが込められているのです。
理由③
お茶の木はやせた土地であったとしても、
しっかり根を貼ることができることで知られています。
このことから、
力強く困難にも負けずに暮らせるように
という思いが込められています。
このような理由から、
福岡ではお茶が結納品として贈られるのです。
ほかにも、
「番茶は一回しかお茶が出ないので、嫁も1回だけ実家を出る」
という意味もあるようです。
面白いですね♪
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