こんにちは!Bonn⁎*です!
今回は北海道ならではの結婚式文化についてご紹介したいと思います☆
北海道挙式は実は日本でも珍しい風習が多く、道内出身者同士のカップルであればスムーズですが
道外出身者と道内出身者カップルや、ゲストが本州から来る挙式は
戸惑いが多くなってしまうことも・・・
私自身も道内と道外出身者での挙式でしたので
戸惑うことだらけでした..。
本州との違いや、気をつけるべきポイントを事前に押さえておくことで
挙式を控えているカップルも、ゲストとして参加予定の方も
挙式をよりスムーズ楽しめることと思いますので、分かりやすくまとめてみました♡
ざっくりと北海道婚とは??
北海道婚をずばり一言で表すと・・・フランク婚!!
本州よりも決まりやしきたりが少なく
アットホームな雰囲気での挙式なイメージです。
私自身、道内道外と結婚式に参列しましたが、北海道婚は決まりが少なくなによりフランクな印象をでした♡
ですが、本州では当たり前だと思っていたことが道内ではまさかと思うようなしきたりがあったり戸惑うことも多かったんです・・
大きくまとめると
大切なお金に関する点②引出物やお車代等ゲストへのおもてなしの違い③席順の違い④ドレスコードの常識
以上の4点に驚きました!
北海道挙式では全く異なるテイストの挙式だったのです!
最も重要!北海道はお祝儀制ではない!
私が一番驚いた違いはこちら、北海道ではお祝儀制ではなく、会費制なのです!
会費は会場やカップルによって様々ですが、大体の平均は1万7000円〜1万8000円だそう。会費は招待状に記載しています。
本州のお祝儀制からすると、ゲストも参加しやすくお財布に優しい・・!
ですが、親族など身近な結婚式では会費とは別途でお祝儀を渡される方もいらっしゃいます。
北海道挙式は会費が主流であり、決してお祝儀がNGということではありません。
そして驚くのが会費の渡し方。
なんと、お財布からそのまま現金を受付で支払うんです!!
本州挙式しか経験がなかった私は、新札に替えてお祝儀袋を買いに行って・・・
と準備をしていたのですが、皆様お財布からダイレクトにお支払いされていて驚きました☆
ですので、会費制の挙式にはお祝儀袋は必要ございません!
お釣りが無いように準備していくことは、マナーとして心掛けた方が良いかと思いますが、
万が一、丁度の金額が無い!といった場合でも受付でお釣りは出ます。
本州では、友人が受付を行う場合が多いですが、
北海道では友人ではなく受付代行業者が行うことがほとんど。
なので、新郎新婦側も友人に依頼をする必要はありません!
受付代行では、誰がいくら支払ったかをチェックリストに記入して
最終的に新郎新婦や親族へそのリストが届けられます。
ですので、お祝儀のように筆ペンで失敗しないよう名前を書いたり
新札にこだわったりする必要は無いので、
北海道挙式の会費制はゲストにとっては参加しやすいしきたりなんですね♡
披露宴の席順が違う!
お祝儀ではなく会費制になることで、挙式や披露宴に違いがあるのでは?
と思われる方も多いかと思います。
実際、何点か違いはあります!挙式自体は変わりないのですが、披露宴では親族の座る場所が違うんです!
お祝儀制挙式であれば、親族は新郎新婦の高砂から一番離れた場所の席が一般的ではありますが、
会費制挙式では親族が高砂から一番近い席に・・!
会社の上司や恩師が参列する場合でも、会費制ですと親族が一番前の席になる為
その後ろに会社の上司や恩師、友人という並びになります。
また、お祝儀制では必ず書かれている肩書きや敬称ですが、会費制では細かくは
載せずに「新郎上司」や「新婦同僚」というような簡素化した記載になっています。
ですので、席辞表を見たときに驚かれる方もいらっしゃるかと思いますが
こういったしきたりなのです*
会費制になることでの引出物は・・?
会費制になると、お祝儀制よりも支払う金額がぐんと低い分、引出物が大きく変わってくるんです!
実は、そもそも会費制挙式には引出物は存在しないのです!!
引出物の代わりに、引菓子となります♡
引出物となると、しっかりとした大きめの紙袋に何点か入っているイメージですよね。
ですが、会費制の引き菓子は、お祝儀制の紙袋よりはひとまわり小さめの袋に
パウンドケーキやバアムクーヘン、洋菓子以外にもお茶漬けなどちょっとした1品が入っている場合が多いです♡
沢山の引出物ももちろん嬉しいですが、コンパクトな引き菓子だと遠方ゲストも持ち帰りが楽ちんで嬉しいですね!
引出物と引き菓子についてお伝えしましたが、プチギフトは変わらず会費制でもお渡ししますよ♪
お車代や交通費は??
お車代や交通費ですが、基本的に会費制での挙式では支給しなくてもOKだそう。
ですが、遠方からのゲストの場合は新郎新婦の心遣いで支給する場合もあります。
会費制挙式はあくまで食事分の代金を徴収するという意味合いもあるそうなので、
お車代を負担するとなると新郎新婦側の心遣いとなります。
遠方からのゲストが多い場合は、お車代ではなく宿を手配してあげるとゲストも旅行気分で挙式も楽しんでもらえるので◎
ドレスコードの違い
本州では挙式から参列する場合は、特に気をつけなければいけないドレスコード。
肩が出ていない服、つま先が見えないパンプス等フォーマルなドレスコードに会費制でも基本的には変わりありませんが、
友人・知人がほとんどの挙式では招待状に「平服でお越しください」と記載がある場合もあります。
そう言った場合は、「フォーマルではなくともある程度かしこまった服装で」と言った意味合いにもなりますので、
記載のある場合は少しカジュアルな服装でも構わないでしょう。
また、北海道の冬の挙式の場合は寒さ対策を忘れずに!
北海道内はどの地域も積雪があり本州と比較すると比にならない寒さです!
パンプスは履き替えることはもちろん、会場までは厚手のコートや暖かいインナー等で無理のない服装で参列してくださいね♡
道内出身者×道外出身者の挙式
私自身がこのパターンだったのですが、
実際に道内で挙式をする方にこの組み合わせのカップルは以外と多いようです。
この場合はお祝儀制と会費制を組み合わせて挙式を行うこともできるのです♡
まず、受付の窓口を「道外からお越しの方」「道内からお越しの方」の2つに分け
それぞれに引出物・引き菓子を用意します。
このようにすると、お車代や宿代もスムーズにお渡しできます!
また、披露宴の席順や挙式スタイルは会費制のしきたりを取り入れて
行うことで道内出身ゲストも道外出身ゲストもあまり違和感なく挙式を楽しんでもらうことができます♡
まとめ
いかがでしたでしょうか*
北海道の会費制挙式でのポイントをまとめてみました*
・会費自体の価格が安いのでゲストは気兼ねなく参加できる
・会費の準備がお祝儀と比較して簡単
・受付は代行業者がほとんどなので、友人に依頼する必要はない
・引き菓子のみのお渡しなので持ち帰りが楽
・車代等の負担は新郎新婦の心遣いになる
・ドレスコードは会費お祝儀制と変わりないが、冬場は暖かい格好を!
・新郎新婦のどちらかが道外出身であれば、お祝儀制と組み合わせる挙式もある
これから北海道の会費制挙式をされる方、参加される方
以上のポイントを押さえて挙式を楽しんできてくださいね♡♡